ニュートン・コンサルティングが新たに提供するBCP訓練整備支援サービス
リスクマネジメントコンサルティングを専門とするニュートン・コンサルティング株式会社が、2024年10月2日より新しい「現場主導型BCP訓練整備支援サービス」の提供を始めることを発表しました。このサービスは、企業が自ら訓練や演習を行えるようにすることに焦点を当て、スムーズかつ効果的にBPC (事業継続計画) を運用できる仕組みの構築を支援します。
サービス提供の背景
BCPやIT-BCPは単なる書類作成ではなく、その実効性は実際の活動を通じてのみ発揮されます。東日本大震災以降、BCPを策定する企業が増えていますが、策定率が上がっても、その実効性が同じように向上しているとは限りません。特に、危機管理が複雑化し、多様化する現代においては、企業が自ら訓練や演習を行って新しい課題を発見し、BCPに反映させる仕組みの導入が急務です。
現場主導型BCP訓練整備支援サービスでは、企業が自律的に訓練・演習を行える環境を整えることを目指します。これにより、企業のレジリエンス(有事対応力)が向上し、実際の有事に対する対応力を高めることが期待されます。
サービスの特徴と概要
このサービスには、いくつかの重要な特徴があります。まず一つ目は、現場主導で訓練・演習を通じた仕組みづくりを支援する点です。訓練や演習をただ実施するのではなく、その後の評価や改善まで考慮した支援を行います。
また、既存の訓練パターンやツールを豊富に用意し、それらを活用することで、企業それぞれの状況に応じた訓練を実施可能にします。さらに、訓練内容や効果の測定方法を提供し、計画のみならず、訓練後の評価を通じて結果を改善できる仕組みを整えます。
運営者の育成も重要な要素で、必要に応じて教育・研修を提供し、運営機能のアウトソースも可能です。これにより、顧客の力量に応じた最適な支援を実現します。
今後の展望
BCP/IT-BCPの整備が進む中、企業が自ら訓練や演習を行うことは、企業全体の危機対応力を大幅に向上させる要素となります。このサービスは、訓練や演習を自律的に運用可能な仕組みに進化させ、企業の持続可能性を高める鍵となるでしょう。
なお、サービスの詳細は公式サイトにて確認できます。
公式サイト
会社概要
ニュートン・コンサルティング株式会社は、東京千代田区に本社を置き、リスクマネジメントに関するコンサルティングサービスを提供しています。設立は2006年で、資本金は3000万円(2023年12月末時点)です。代表取締役社長は副島一也氏で、数々の企業や文部科学省など約2,000社の支援実績を持っています。これからのBCP訓練支援サービスが、企業のレジリエンス向上にどう寄与していくのか、今後の展開に注目です。