物々交換イベント「原宿スリフティング」で洋服の再生を体験しよう

物々交換イベント「原宿スリフティング」のご紹介

洋服の大量廃棄が問題になっている今、私たちが注目するのは「物々交換」という新しい流通の形です。2月26日（土）と27日（日）、原宿にて開催される「原宿スリフティング」イベントでは、参加者が自分の洋服を持ち寄り、新たな所有者と交換することができます。このイベントは、原宿洋服再生プロジェクトとRationaloopの協力により実現したもので、サスティナブルなライフスタイルを提案するものです。

原宿洋服再生プロジェクトの活動

原宿洋服再生プロジェクトは、フェニーチェクローゼットが中心となって展開しています。洋服のお直しを通じて、思い出の詰まった洋服を長く使ってもらうことを目的としています。具体的には、顧客から持ち込まれた洋服について、思い入れのあるものはお直しし、思い入れのないものは寄付という形で再利用を促進しています。また、物々交換を通じて、まだ着られる洋服の新たなオーナーを見つける「スリフティング」活動を行っています。

合同開催の意義

今回のイベントは、Rationaloopが主催し、原宿洋服再生プロジェクトとの合同開催となっています。Rationaloopの田村代表は、ファッション業界での経験を通じて、商業のやり方に疑問を持ち、循環型社会の実現を目指していると言います。彼は、物々交換が新たな流通の形として機能する可能性を強く感じており、このイベントを通じてその特性を実感してほしいと語っています。

私たちにできること

サスティナブルやSDGsといった言葉が浸透している現在、実際にどのように行動するかが問われています。「原宿スリフティング」では、参加者が洋服を交換することで、直にその喜びを体験し、洋服の循環を実現する一歩を踏み出すことができます。

参加者は、自分の好きな洋服を持ち寄り、他の人と交換することで、新しいスタイルを楽しむことができます。また、洋服を持っているだけではなく、その背後にあるストーリーや思いにも目を向け、持続可能なファッションについて考える機会となることでしょう。