薬局業界の人材課題を解決する新たな連携が始動

薬局業界の新たな支援体制が始まります

このたび、株式会社OZと株式会社遠興の二社は、薬局業界が抱える様々な人材課題に取り組むための協業を開始しました。OZは東京都新宿区に本社を構える企業で、医療分野に特化したソフトウェア開発を行っています。一方、遠興は静岡県掛川市を拠点とし、医療機関への資材供給を長年続けてきた実績があります。

協業の背景

昨今の保険薬局業界では、薬剤師や医療事務職の人材不足が深刻化しています。特に、急な欠勤や混雑時のシフトのやりくりが課題となっており、現場は常に人手不足に悩まされています。このような状況の中で、職員の生産性向上と経営効率の改善は、地域医療を持続可能にするために必要不可欠な要素です。そんな中で、遠興とOZはそれぞれの得意分野を生かし、共に薬局を支える新たな体制を構築することを決定しました。

協業の意義

今回の協業では、以下の2つの社会的課題に焦点を当てています。

1. 「資材提供」から「課題解決パートナー」へ
遠興は以前から、薬局に必要な資材を安定的に供給することで運営を支えてきました。しかし、この協業を通じて、単なる物の提供を超え、薬局が抱える経営や業務の課題を共に解決する「課題解決型パートナー」へと進化します。これにより、薬局の持続可能な経営を支え、地域医療の安定にも寄与していく所存です。

2. 「モノの提供」から「コトの提供」へ
遠興が提供していた「モノ」に加え、今求められているのは、業務の効率化や課題の可視化を通じて得られる「コト」です。これにより、薬局が本当に必要とする支援が提供されることになります。このようにOZとの協業は、目に見える商品を超えた新たな価値を提供する一歩となります。