世界を目指す17歳テニス少女
2024-07-18 17:06:44

テニス界の未来を担う! 世界を目指す17歳の女子高生が高校野球始球式で躍動

テニスで世界を目指す17歳の女子高生が高校野球始球式で躍動!



第106回全国高校野球選手権兵庫大会の開幕試合が7月6日(土)に明石トーカロ球場で行われましたが、試合開始に先立ち始球式を務めたのは、なんとテニスで世界を目指す高校3年生の西村佳世さんでした。

兵庫県神戸市出身の西村さんは、小学校1年生からテニスを始め、その才能を開花させ、高校1年生時には全日本ジュニア選手権と全日本ジュニア選抜室内選手権の二冠を達成するなど、輝かしい成績を収めてきました。

高校2年生からはジュニアの大会への出場を控え、プロ選手が参加する大会に積極的に挑戦。アフリカ・チュニジアで行われたITF(国際テニス連盟)のサーキットでは準優勝を果たし、年末には国内トップ選手が揃う全日本室内選手権で優勝。そして、今年に入って念願であったITFサーキットで初優勝を成し遂げました。

150センチ台と小柄ながら、世界で活躍するために「人の倍を走ってどんなボールもあきらめずに打ち返す」という強い意志を持って練習に励む西村さん。日々の練習は非常に厳しく、放課後には1時間半の体力トレーニングと3時間の練習に加え、3カ所のトレーニングジムにも通うという過酷なスケジュールをこなしています。

そんな西村さんの夢は、ウィンブルドンをはじめとしたグランドスラム出場。WTA(女子テニス協会)の国際ランキングでは、7月1日時点で696位に位置していますが、年内には「500位以内にもっていきたい」と力強く語っています。

多くの有望ジュニア選手が単位制通信制の学校に通う中、西村さんは普通校に通い続けながら、テニス活動を両立させています。校外で練習していても活動を保障してくれる学校ということが、親和女子高校の魅力の一つだと語っています。もちろん、勉学にも力を入れており、将来海外で活躍するために特に英語力を磨いているそうです。来年卒業後は、大会の大半が海外で開催されるため、海外での活躍が期待されます。

今回の始球式に挑んだ西村さんは、「緊張したけれど、ストライクの投球ができてよかった」と笑顔を見せました。「悔いの残らないように練習を頑張ってその成果を発揮してほしい、という同い年の高校3年生へエールを込めて投げました」と、同世代の球児たちへの熱いメッセージを語りました。

西村さんの活躍は、高校野球の選手たちだけでなく、多くのテニスファンや夢を追いかけるすべての人々に勇気を与えてくれるでしょう。今後の活躍に期待が高まります。


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