阿部裕介の写真展「Shanti Shanti」開催
日本の写真家、阿部裕介による新しい写真展「Shanti Shanti」が、東京・表参道のライカギャラリーでスタートしました。この写真展は、2024年の8月2日から10月27日までの期間限定で行われており、月曜日が休館日です。この貴重な展示は、ライカのオフィシャルギャラリーとして国内3店舗目となる表参道で行われ、注目を集めています。
インド・バラナシの深い魅力
「Shanti Shanti」というタイトルは、インドの言葉で「平和」を意味しています。展示される作品は、インドの聖なる街バラナシで捉えたもので、変わりゆく都市の風景と、そこで生活する人々の変わらぬ眼差しが映し出されています。激動の時代を生きる人々の日常に迫るこの作品群は、観る者に深い感動を与えることでしょう。
阿部裕介の経歴と作品
阿部裕介さんは、1989年に東京に生まれ、青山学院大学で経営学を学んだ後、アジアやヨーロッパを旅し、写真家としての道を歩み始めました。これまでに、ネパールでの女性強制労働問題をテーマにした作品や、パキスタンの辺境地域に住む人々の生活を描いた作品など、社会的なテーマを持つ写真展を数多く開催してきました。特に2019年には「ヨサリコイ」というよさこい祭りの写真集を刊行しています。最近では、インドの電車旅を記録した「Relagaadee」や、最新作「Shanti Shanti」を発表しています。
ライカギャラリーとは
ライカギャラリー表参道は、国内におけるライカのフラッグシップストアである「ライカ表参道店」の2階に位置します。こちらのギャラリーは、銀座や京都に続く3拠点目として開館され、ライカの魅力を独特の視点で表現する場となっています。ライカカメラファンや写真愛好者にとって、見逃せないスポットと言えます。
開催情報
- - 会期: 2024年8月2日(金)- 10月27日(日)
- - 場所: ライカギャラリー表参道
東京都渋谷区神宮前5-16-15 2F
- - 営業時間: 11:00–19:00(月曜定休)
この機会に、阿部裕介の作品を通じてバラナシの人々や文化に触れてみてはいかがでしょうか。彼の目を通じて描かれた日常の一コマは、見る人に新しい感覚と気づきを与えてくれることでしょう。