ビジネス教養としての麻雀
株式会社日本能率協会マネジメントセンター(JMAM)は、2025年6月2日に『ビジネス教養としての麻雀』を発売することを発表しました。麻雀は長らくギャンブルの一種として捉えられてきましたが、近年では状況が大きく変化しています。特に、AbemaTVで放送される「Mリーグ」によって、麻雀のイメージが刷新され、今や「見る雀」といった新たな文化が広がりを見せています。
麻雀が今熱い理由
近年、麻雀はスポーツとしての側面が強調されるようになり、特にMリーグの影響で競技としての認知度が高まっています。なんと、ここ3年間の間に麻雀の競技人口は急増し、将棋や囲碁と比較しても唯一増加傾向にあるのです。この背景には、麻雀を扱ったテレビ番組やニュースがメディアで取り上げられる機会が増えていることも一因でしょう。
著者の梶本琢程氏は、Mリーグの公式審判員として活躍し、さらに朝ドラ「虎に翼」の麻雀シーンの指導も行っている実力者です。本書では、今盛り上がりを見せている麻雀の知識を深められる内容が盛り込まれています。
この本は、ビジネス教養シリーズの一環として位置付けられています。シリーズは、ビジネスパーソンが持っておくと便利な知識をテーマ別に豊富に取り上げています。実用書ではなく、ゆったりとした視点で考察が進められる内容で、結果的に今後のビジネスにも役立つ可能性があります。
書籍の内容
『ビジネス教養としての麻雀』は200ページから成り、以下の内容が目次に含まれています:
- - はじめに:今なぜ麻雀が流行っているのか
- - 第1章:麻雀ブームの立役者「Mリーグ」
- - 第2章:日本における麻雀の歴史
- - 第3章:日本における現代麻雀の歴史
- - 第4章:意外と知られていない身近にある麻雀用語
- - 第5章:麻雀人気を支えるエンタメコンテンツ
- - 第6章:Mリーグ選手が在籍する主要5団体
- - 第7章:知っておくとより楽しめるMリーグ
- - 第8章:実際に麻雀を打つには
- - 第9章:麻雀を見るときに知っておきたいポイント
- - 第10章:今や麻雀は第三次ブームに
この多様な目次は、読者が麻雀についての理解を深めるための道しるべとなるでしょう。特にMリーグの詳細や選手の活躍、麻雀用語の解説などが充実しているため、初心者から上級者まで楽しめる内容です。
著者のプロフィール
梶本琢程氏は、鳥取県で生まれ、神戸大学を卒業した麻雀研究家です。プロ活動を経て、様々な麻雀関連のメディアで活躍しており、そしてMリーグの公式審判員としても知られています。彼は、国内外の麻雀大会に携わるだけでなく、日本唯一の「麻雀博物館」で研究員としての職務も擔っています。
書籍の購入方法
この一冊は、全国の書店やオンラインで購入可能です。価格は1,760円(税込)で、ISBNは9784800593290です。麻雀に興味がある方やビジネスパーソン必見の内容がぎっしり詰まっています。ぜひ手に取って、麻雀の奥深さを体験してみてはいかがでしょうか。