2026年8月8日(土)、つくばノバホールにて特別公演「和合亮一&後藤正文&・・・『15年目の「いのり」 2011–2026『詩の礫』」が開催される。この公演は、東日本大震災から15年という節目を迎え、詩、音楽、ダンス、生け花、写真など多様な表現で未来への希望と想いを伝えるものだ。
出演者には、福島市在住の詩人、和合亮一氏が名を連ねる。彼は震災発生後6日目から避難生活の中で感じた思いをSNSに投稿し、その記録が『詩の礫』として書籍化。国内外で高く評価され、フランスの「ニュンク・レビュー・ポエトリー賞」を日本人初として受賞した経歴を持つ。今回の公演では、15年間の想いを込めた詩を、単なる震災の記録としてではなく、生きる私たちの言葉として朗読する。
また、共演にはロックバンドASIAN KUNG-FU GENERATIONのボーカリスト、後藤正文氏が参加。彼も震災後の社会や地域に向き合いながら、音楽の持つ力を信じ表現活動を続けてきた。和合氏の言葉に強く影響を受けている彼が奏でる音楽は、震災の「記憶」と「いのり」を受け止めるための一つの出発点になることを目指している。
さらに、即興ダンスを披露する岩下徹氏、生け花のアーティスト小春丸、震災後の福島を撮影し続ける写真家の齋藤さだむ氏が登場し、作品を通じて言葉、音、身体、花、写真という多様な要素が交差する舞台を作り上げる。
この特別公演では、震災を経験した世代と震災後に生まれた世代それぞれの視点を共有し、個人の記憶を社会の記憶と結びつける試みも行われる。「15年目のいのり」をテーマに一般から公募した詩を朗読する機会が設けられ、参加者は自身の思いを舞台上で表現することができる。詩の公募締切は7月21日、発表は7月28日とし、応募はwarming upアートプロジェクトの特集ページで受け付けている。
公演は以下の概要で実施される。
公演名: 和合亮一&後藤正文&・・・『15年目の「いのり」 2011–2026「詩の礫』
日時: 2026年8月8日(土)開場17:30 / 開演18:00
会場: つくばノバホール
出演者: 和合亮一(詩・朗読)、後藤正文(ボーカル・ギター)、岩下徹(ダンス)、小春丸(ライブ生け花)、齋藤さだむ(写真)、公募の市民10人
演目: 詩/朗読、アコースティックライブ、セッション
後援: 茨城県教育委員会、つくば市教育委員会、つくばみらい市教育委員会、茨城県詩人協会、思潮社
料金: 一般4000円、学生・障害者3000円、高校生以下2500円
プレイガイド: e+(イープラス)、ノバホール、warming upアートプロジェクト
この特別な公演を通じて、参加者が共に詩と音楽の力を経験し、震災からの新たな道を考えるきっかけとなることが期待されている。観客一人ひとりの心の中に何かが生まれる瞬間を楽しみにしたい。