京都の伝統を生かした新郎タキシードの新しいカタチ

京都を拠点にする株式会社ASUKAが、著名スタイリストの祐真朋樹氏とコラボレーションし、特別な日のための新郎タキシードを発表しました。この新しいラインは、京都の「伝統と革新」をテーマにし、男性のフォーマルウェアの購入意欲を高め、ウェディング市場の活性化を目指しています。

祐真朋樹氏のこだわり

祐真氏は日本のメンズファッション界で長年のキャリアを持ち、数多くのメディアや広告でそのスタイルを表現してきました。彼がデザインしたタキシードは、シンプルかつスタイリッシュなデザインが特徴で、スキャバルウールやカレンダーウール、ベルベットなど、素材にもこだわりを持っています。タキシードは3種のブラックとリネン素材のホワイトが用意されており、どれも彼の細部までの配慮が感じられる一着です。

特に注目すべきは、アメリカン・トラディショナルスタイルを基にした全体のデザイン。ラペルのサイズや着丈、ポケットフラップの幅、素材選びに至るまで、祐真氏が独自の美的センスを注ぎ込んでいます。価格は132,000円からで、パターンオーダーも受け付けており、様々な体型にフィットするよう製造されています。

新郎を引き立てるスタイル

結婚式や披露宴において、新郎の装いは新婦を引き立てる重要な役割を果たします。祐真氏は、新郎が控えめな存在感の中にも華やかさと品格を持つスタイルを目指したと語ります。このタキシードは新郎専用というわけではなく、結婚式やパーティへの出席時にも適した現代のフォーマルアイテムとして、幅広いシーンでの着用が可能です。

ASUKA STUDIOの販路

新しいタキシードは、京都中心部の複合商業施設「新風館」に位置するASUKA STUDIOで購入またはレンタルできます。さらに、衣裳店やセレクトショップへの卸売も計画しており、アクセスしやすい店舗での取り扱いが期待されています。

結びに

祐真氏にとって、タキシード制作は新たな挑戦であり、彼自身も多くの問題に直面しながらもASUKAのスタッフの協力のもと、満足のいく商品を完成させたと語っています。この新郎タキシードが、日本の男性のフォーマルウェアに新しいスタイルを根付かせることを願っています。結婚式や特別な日に、ぜひこのタキシードで自分を演出してみてはいかがでしょうか。