パートナー企業との新たな挑戦
2024年の12月18日、東京八重洲にて「ビジネスパートナー会in関東」が盛大に開催されました。このイベントは、全国最大級の貸会議室検索サイト「会議室.COM」を運営するアスノシステム株式会社が主催したもので、同じく10月29日には大阪で初回が行われ、今回が続編となります。
アスノシステムの代表取締役社長である齋藤武育氏は、2030年度に向けた70億円の売上達成を目指す成長戦略と、各事業部の取り組みを参加者に向けて熱く語りました。特に、会社が届ける4つの主要事業—システム開発、空間サービス、ウェルビーイング、地域活性化についてのプレゼンテーションが行われ、各事業の新たな可能性が共有されました。
齋藤社長のメッセージ
齋藤社長は、同社のサービスについて「お客様の課題に対して、ワンストップで支援することが特長です。IT技術とグループネットワークを活用し、より豊かな社会を築くためのソリューションを提供しています」と強調しました。特に、海外市場への展開やウェルビーイング事業の拡大など、次世代のビジネスモデルを模索する姿勢が伺えました。
参加者の反応
当日の参加者からも多くのポジティブな声が寄せられました。株式会社アルネッツの関係者は、「システム開発における多角的なアプローチを知り、感銘を受けました。ぜひ私たちも追いつきたい」と期待を寄せる一方で、株式会社シスコム・テクノロジーのメンバーは「アスノシステムがどれだけのシナジーを持っているのか、改めて実感しました」と述べ、ビジネスチャンスを見出していました。
事業部門の展望
イベントでは、各部門の責任者が現在の取り組みと今後の展望を発表しました。例えば、SI事業第1本部の山田本部長は「製造業や流通小売業のために、より多くのプロフェッショナル人材を確保したい」と語り、システム開発の重要性を訴えました。また、Web事業本部の須貝本部長は「エンドユーザーとの直接的な取引を強化し、ビジネス成功を目指していく」との意欲を表明しました。
特に、専用のコミュニケーションツール「ThenksPeer(サンクスピア)」を開発した新規ビジネス推進部の宮嵜部長は、社員同士で感謝の気持ちを伝え合うシステムを通じて企業内のコミュニケーションを活性化し、モチベーションを向上させることを提案しました。
地域活性化へ向けた取り組み
また、管理本部の奥野実樹緒本部長は「地域創生事業において、地方との関係構築を進めています」と報告し、特にワーケーションを通じた地域活性化の取り組みを強調しました。現在は北海道美唄市での活動も進行中です。加えて、プロeスポーツチームへのスポンサーシップ契約や、障がい者アートの支援など、多岐にわたる活動が展開されています。
グローバルビジョン
海外戦略部の山田浩一本部長は、すでにタイやベトナムにおいて30社以上との取引があることを報告し、今後もさらなる展開を目指していく考えを示しました。「アジアを拠点にして、グローバルなビジネスを展開していく」と力強く語っていました。
終わりに
今回のビジネスパートナー会は、ただの情報共有の場ではなく、今後の協業を模索する貴重な機会となりました。アスノシステムは、今後も全国各地でのパートナーシップを強化し、IT業界の発展に寄与していくことでしょう。参加者たちが新しいビジネスチャンスを見つけ、共に成長していけることが期待されています。