小野測器のカーボンオフセット
2025-12-09 15:31:20

小野測器がSUPER FORMULAにおけるCO2排出を完全カーボンオフセット

小野測器がSUPER FORMULAにおけるCO2排出を完全カーボンオフセット



電子計測器の製造販売を手掛ける株式会社小野測器は、2025年に行われる全日本スーパーフォーミュラ選手権、通称SUPER FORMULAにおいて、参戦車両から排出されるCO2を完全にカーボンオフセットしたことを発表しました。この取り組みは環境に対する責任を果たし、持続可能な未来を目指す同社の挑戦の一環として位置づけられています。

カーボンオフセットの取り組み



小野測器は、2025年に開催されるSUPER FORMULA全戦を対象として、参戦車両からのCO2排出量を算出し、その173.5トンに相当する分をJ-クレジットを通じてオフセットしました。このJ-クレジットは、環境省、経済産業省、農林水産省が運営する制度で、省エネや再エネ設備の導入によって認証された排出削減量を表します。

同社の代表取締役社長、大越祐史氏は「我々の活動がレースを通じて環境保護を意識させるきっかけになれば幸いです」と語っています。また、2030年にはCO2排出量を80%削減することを目標として掲げており、その実現に向けたさまざまな活動を行っています。

小野測器グリーン・ファクトリー活動



小野測器は「小野測器グリーン・ファクトリー活動」を展開し、環境問題への対応を経営層の最重要課題として積極的に取り組んでいます。2024年からは、以下のような具体的な取り組みを開始しています。
  • - 太陽光発電設備の導入: 宇都宮テクニカル&プロダクトセンターにて、約20万 kWhの電力を自家発電で賄っています。
  • - EV充電設備の設置: 駐車場内に2基の充電設備を設置し、社員や顧客が利用できるようになっています。
  • - LED照明への切り替え: 工場内の照明を蛍光灯からLEDに変更し、年間約77トンのCO2を削減しています。
  • - リサイクル可能な包装材への変更: 樹脂系包装材からリサイクル可能な紙系包装材へと変更することで、環境負荷を軽減しています。

社内イベントと地域貢献



また、環境意識の向上を図るために、定期的に「おのそっきの森植樹イベント」を開催。栃木県において、植樹活動を通じて地域貢献も行っています。これにより、社員一人ひとりが環境保護に対する意識を高め、持続可能な社会の実現に向けた行動を促進しています。

まとめ



小野測器の取り組みは、SUPER FORMULAを通じたカーボンオフセットにとどまらず、さまざまな環境保護活動を含んでいます。環境問題は全人類に関わる重要な課題であり、一企業の取り組みが未来の地球環境に大きな影響を与えることを期待されます。今後も小野測器が持続可能な社会の実現に向けて、一層の努力を続けていくことに期待が寄せられています。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

会社情報

会社名
株式会社小野測器
住所
神奈川県横浜市西区みなとみらい3-3-3横浜コネクトスクエア12F
電話番号
045-935-3888

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。