フリーランスの報酬トラブルを解消する新決済サービス「カリバライ」登場

フリーランスのための新たな決済方法「カリバライ」

2023年8月、株式会社KURAEがフリーランスや小規模事業者を支援する新たな決済サービス「カリバライ」を発表しました。近年、フリーランスの報酬トラブルが増加しており、その解決策を提供することがこのサービスの主な目的となっています。具体的には、エスクロー（仮払い）決済の仕組みを介して、フリーランスがより安心して取引を行える環境を整えました。

フリーランス報酬トラブルの現状

フリーランス人口が増えている中、報酬の未払い、入金の遅延、一方的な減額といったトラブルが多発しています。また、依頼主側からも着手金を持ち逃げするケースや、音信不通、過剰な請求が見受けられます。最近の各種調査によると、約3割のフリーランスが何らかの報酬トラブルを経験しており、そのうち4割は不満を抱えながらも泣き寝入りしていることが明らかになっています。

新法の施行とその課題

2023年に施行されたフリーランス保護新法では、契約書の書面化や報酬支払期限の設定が義務付けられましたが、その実効性について疑問の声が上がっています。法律だけではフリーランスの問題を十分に解決しきれない現状に対して、KURAEはエスクロー決済を通じて新たなアプローチを提供しています。

「カリバライ」の仕組み

「カリバライ」のエスクロー決済では、取引代金を中立的な第三者である「カリバライ」が一時的に預かります。この仕組みにより、報酬が確実に支払われることが保証され、フリーランスが安心して仕事に専念できる環境が整います。利便性を重視し、手数料は最安で2.5%となっており、無料の会員登録も準備されています。初期費用や月額費用、登録審査は不要で、誰でも簡単に利用できる点が魅力です。

利用の流れと手数料

「カリバライ」の利用は非常にシンプルです。まず、報酬代金を依頼者が「カリバライ」に預け、代金の預かり通知を基にフリーランスが作業を開始します。次に、納品物の検収を行った後に報酬の支払いが実行されます。また、利用者が手数料を半分ずつ負担することもでき、これにより独立したてのフリーランスでも気軽に取引ができるよう配慮されています。

社会への貢献と今後の展望

KURAEの代表である勝浦宏明氏は、フリーランスの立場の弱さや未払い問題を目の当たりにし、その問題を解決するためのサービスを作る決意を固めました。「カリバライ」を通じて、フリーランスが安心して取引できる社会を築く手助けができればと語っています。サービス開始以来、多くのユーザーから好評を得ており、「とても嬉しいサービス」との声が寄せられています。

限定キャンペーンのお知らせ

さらに、カリバライは2024年1月23日から3月10日までの期間限定で全手数料を無料とするキャンペーンを実施中です。この機会に、ぜひカリバライのサービスを体験してみてください。常にフィードバックを受けながら、より良いサービスへと進化を続けていきます。

詳細については、公式ウェブサイトをご覧ください：カリバライ。また、SNSでも最新情報を発信しています。

会社情報

会社名

株式会社KURAE

住所

東京都中央区日本橋兜町17-2兜町第6葉山ビル4階

電話番号