日本から世界を目指す取り組み
東京に拠点を置くAsu Capital Partners(以下、ACP)は、主にプレシードとシード期のスタートアップを対象にしたベンチャーキャピタルです。最近、同社は“Japan to Global”をテーマに、国内の優れた企業を世界へと導くための重要なステップを踏み出しました。
1. ファイナルクローズの実施
ACPは、先日「アス・キャピタル・パートナーズ1号投資事業有限責任組合」というファンドのファイナルクローズを実施しました。このファンドには、山梨中央銀行やYostar、鹿島アントラーズ・エフ・シーなど、多様な企業や個人投資家から出資を受けることができました。これにより、出資先は合計12社に達し、ACPは日本のスタートアップを世界に押し上げるための体制をさらに強化しています。
2. 支援の幅広さ
ファーストクローズ以降、ACPは支援先に対して多岐に亘るサポートを提供しています。具体的には、海外市場へのアクセスやネットワーク提供、インキュベーションを通じて、成功に必要なリソースを整えています。実際、支援先の半数は海外を視野に入れて事業を展開し、実際に海外の大手企業との取引実績も生まれています。このように、両名の代表である夏目英男さんと李路成さんが中心となり、スタートアップの挑戦を後押ししているのです。
3. 新しい挑戦
ACPは、これまでの支援活動に満足するのではなく、新たな企画を鋭意進行中です。今後の発表に期待が寄せられています。さらに、ファンドの出資者の約40%が海外投資家であり、多様な視点を取り入れた支援を行なっています。このことからも、“Japan to Global”というテーマを掲げる同社のビジョンの真剣さが伺えます。
4. 地域経済への貢献
山梨中央銀行の折居雅也氏は、地域の未来を支えるための新しい挑戦を応援する意義を強調しています。スタートアップの成長は地域経済の活性化にとって欠かせない要素であり、ACPとの連携を通じて地域と世界の架け橋となることを志しています。
5. 起業家精神の育成
ACPに参加する企業や起業家たちは、スタートアップの成功を目指す明確なビジョンを持っています。未来を見据えた彼らの挑戦は、特に女性起業家や海外バックグラウンドを持つ起業家が増えていることからも、新たな時代の到来を示唆しています。日本発のグローバルスタートアップを生み出すことは、国内外の経済にもポジティブな影響を与えることでしょう。
まとめ
Asu Capital Partnersは、「Japan to Global」という目標のもとで新しいスタートアップの支援に全力を注いでいます。今後も、日本から世界に羽ばたくスタートアップたちを真摯に支え続けることを約束します。彼らの挑戦が、国内外の連携を生み出す新たな可能性となるでしょう。