パゾリーニの四つの死
2024-10-03 19:38:49

日本初上演『ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死』の魅力と配信情報

日本の舞台で甦るパゾリーニの世界



イタリアの著名な劇作家・映画監督であるピエル・パオロ・パゾリーニの戯曲が、角川武蔵野ミュージアム内の本棚劇場にて日本語訳によるリーディングイベントとして上演されます。この作品は、パゾリーニの代表作のひとつ『ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死』であり、特にパゾリーニの芸術と思想に新たな理解を与えるものです。

リーディングイベントの流れ



このイベントは「パゾリーニの夏」という一連のプログラムの一環として行われ、まず舞台公演を経てパネルディスカッションが開催され、最後にリーディングへと繋がりました。このプロジェクトは、日本でパゾリーニを広く紹介するための大規模な取り組みで、イタリアの首相官邸の助成で実施されています。初回の公演は、8月2日にイタリア文化会館で演劇集団フンダシオン・エピカ ラ・フラ・デルス・バウスによって行われました。

続いて、東京国際クルーズターミナルでのパネルディスカッションを経て、ついに角川武蔵野ミュージアムでのリーディングが実現しました。このリーディングは川村毅氏が演出を担当し、同氏は日本の現代演劇界においてパゾリーニの作品を数多く手がけてきた著名な演劇人です。

リーディングの配信日



このリーディングは2024年10月3日からYouTubeで全編が配信されます。視聴者は、さまざまな観点から再解釈されたパゾリーニの世界を体験できる貴重な機会を得られます。YouTubeチャンネルでの視聴を通じて、劇の設定や演者のパフォーマンスを自宅で楽しむことができます。

出演者とその魅力



今回のリーディングには、手塚とおる、笠木誠、谷部央年、福士惠二、大沼百合子、江戸伝内といった熟練の演者が参加します。これらの俳優たちは、川村毅氏の演出によるパゾリーニ作品の日本初演プロジェクトに参加してきた経験があります。彼ら一人一人が持つ独自の演技スタイルや解釈が、作品に新しい息吹を吹き込むでしょう。

特に、本棚劇場という幻想的な空間に囲まれた中でのリーディングは、この作品のテーマをより深く体感できる要素となっています。イタリアでの体験とは一線を画した、日本独自の視点で語られる物語や、そこに現れる日本人ならではの動きが、観る者に新たな発見をもたらすことでしょう。

パゾリーニを新たに知るための機会



「パゾリーニの夏」のこの一連のイベントを通じて、舞台をご覧になった方々にとっては新たな視点でのパゾリーニを理解するきっかけが得られるでしょう。さらに、初めて彼に触れる方々にとっても、親しみやすい形でパゾリーニの世界にダイブできる機会となります。ぜひ、この機会に『ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死』のリーディングを視聴し、パゾリーニの魅力を再発見してください。

まとめ



イタリアの文化を日本に伝える「パゾリーニの夏」は、今後も新たな視点からパゾリーニの芸術を多くの人に届ける取り組みが続きます。これを機会に、彼の作品の深さや、その時代背景についても振り返る良い機会となるでしょう。

『ピエル・パオロ・パゾリーニの四つの死』日本語訳リーディングの全編は、2024年10月3日からYouTubeで公開される予定です。詳細はこちらからご確認ください。


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