新装版『船長さん』
2025-07-22 14:21:09

M.B.ゴフスタインの傑作『私と私の船長さん』が待望の新装版で登場

M.B.ゴフスタインの傑作新装版、待望のリリースへ



2025年8月4日、アメリカの伝説的絵本作家M.B.ゴフスタインによる愛の物語『私と私の船長さん』(原題:Me and My Captain)が新訳・新装版として出版されます。原作は1974年に発表され、一度読んだ人々の心に深く残り続けている名作です。

この新装版の発売を手掛けるのは、東京都渋谷区に本社を置く株式会社トンカチ。代表の勝木悠香理は、ゴフスタインの独特な視点と魅力あるキャラクターを守るため、翻訳とデザインに強いこだわりを持って取り組みました。現在、公式オンラインストア「トンカチストア」などで予約受付中で、秋には限定BOXセットも登場予定です。

絵本の魅力と特徴


この絵本は、主人公の私と彼女の犬、そして船長さんとの邂逅から始まります。船長さんは、自らが運命の人であるかのように、出会った瞬間に名プロポーズをします。物語は心の奥深くに響くようなユーモアとイマジネーションに満ちており、哲学的なテーマが優しく展開されます。登場するのは木の人形たちで、舞台は窓枠の棚の上。シンプルでありながらも深いメッセージが織り込まれたこの絵本は、私たちの本当の幸せとは何かを考えさせられる作品です。

新装版のデザインと製本について


新装版では、オリジナルの魅力を大切にしつつ、現代のトーンを反映したデザインが施されています。全体のサイズは「海のむこうで」と同じですが、イラストのサイズはオリジナルに忠実です。表紙は太陽をイメージした明るい黄色で、素材には布を使った「継ぎ表紙」が採用されています。この技術により、布地の手触り感と清らかなイラストが融合し、見る者を惹きつけます。また、開いた瞬間にシルバーの紙が光を反射し、水面のような美しさが広がります。

翻訳の難しさとキャラクター作り


翻訳担当者は本作の翻訳過程で幾度となく難しさに直面しましたが、ついにゴフスタインの独自のリズムと言葉のニュアンスを掴むことができたといいます。特に、船長さんがプロポーズするシーンには特別な思い入れがあります。「結婚しようよ」と軽やかに言うシーンは、キャラクターの本質を定義する重要な部分であり、翻訳作業のハイライトとも言えるでしょう。

このように、M.B.ゴフスタインの作品は、ただの児童書ではなく、精神的で哲学的な深みを伴った作品です。彼女が描くストーリーは、幻想とリアリティを融合させる独自の世界で、多くの読者に希望や夢を与えてきました。

終わりに


『私と私の船長さん』の新装版は、ただ一つの物語としての魅力に満ちているだけでなく、私たち自身の幸せを考えるきっかけにもなるでしょう。2025年8月4日、ぜひこの新訳・新装版を手に取り、心温まる物語に浸ってみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社トンカチ
住所
東京都渋谷区代官山町1-1GRAVADAIKANYAMA2F
電話番号
03-5728-5147

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