賃貸業務を革新する「賃料査定DX」の登場
株式会社マーキュリー(東京都港区)は、2026年3月17日に賃貸管理・賃貸仲介業務を効率化する新サービス「賃料査定DX」をリリースする。この新サービスは、不動産ビッグデータとAIを駆使して賃料査定を革新し、業務の効率化を目指すものである。
1. サービス提供の背景
マーキュリーは1991年の創業以来、不動産業界において長年にわたりマーケティング支援を行ってきた。最近の物価上昇の影響で、賃貸市場が変動している中、管理会社や仲介事業者は正確な市場分析と賃料査定の重要性がこれまで以上に求められている。そうした中、マーキュリーは自社の豊富なビッグデータを活用した「賃料査定DX」を開発した。
2. 「賃料査定DX」の主要な特徴
不動産ビッグデータの活用
このサービスは、居住用賃貸物件185万棟、住戸数900万戸、さらに17億件以上の貴重な募集データをもとにしている。長年にわたり得たデータ分析ノウハウを賃貸業界にも広げた。
AIによる高精度査定
「賃料査定DX」は、機械学習アルゴリズム「XGBoost」を採用し、業界最高水準の査定精度を実現している。直近1年間の検証データでは、中央値誤差率(MER)が1.6%という高い精度を誇る。これは、物件の設備や周辺地域の賃料推移など多岐にわたる要素を的確に解析した結果に基づく。
使いやすさを追求したUI
地図上で物件やその周辺の賃料情報が直感的に把握できるインターフェースを採用。数クリックで簡単に周辺の賃料動向を視覚化することが可能だ。
3. 今後の展開
サービスの提供は「賃料査定」および「周辺相場集計」機能からスタートし、将来的にはさらなる機能の追加が予定されている。また、関連会社のイタンジとの連携も計画されており、より広範な不動産業界のDX化が期待される。
代表のコメント
イタンジの代表取締役CEO、永嶋章弘氏は、マーキュリーが持つビッグデータを活用することで、賃貸業務の効率化が進み、不動産業界全体の支援が可能になると自信を持って述べた。また、マーキュリーの代表取締役COO、大寺利幸氏も、30年以上の経験に基づいたデータ分析ノウハウを駆使し、顧客に対して最適なサービスを提供する旨を強調した。
4. まとめ
「賃料査定DX」は、賃貸管理会社をターゲットにしたマーケティングプラットフォームであり、周辺相場の確認や賃料査定、エリア市場レポート作成の効率化を図り、賃貸管理業務の新たな収益機会を提供することを目的としている。このサービスによって、賃貸市場のデジタル化が進むことが期待される。