島根県立大学は、7月12日(金)に「女性・若者の政治参加について考えよう」と題した特別講義を開催します。この講義は、一般教養科目「しまね地域共生学入門」の一環として行われ、一般参加も可能です。
近年、政治分野における男女間の格差は深刻化しており、女性議員の数は依然として少ない状況です。この問題について、多角的な視点から議論することで、より良い社会の実現を目指します。
今回の特別講義では、2つのプログラムが用意されています。
まずは、FIFTYS PROJECT代表の能條桃子氏によるミニ講義「女性や若者の政治参加をもっと身近に!」。能條氏は、デンマーク留学をきっかけに、女性や若者の政治参加を促進する「NO YOUTH NO JAPAN」を設立した若手リーダーです。事前収録された映像を通して、政治分野におけるジェンダー格差の現状や、女性議員増加の必要性、そして、若者目線で考える重要性について語ります。
続くトークセッション「現役議員が語る しまねにおける女性・若者・政治」では、島根県議会議員の白石恵子氏、森山裕介氏、津和野町議会議員の大江梨氏が出演します。3名の議員は、島根県における女性や若者の政治参加の現状や課題、克服に向けた活動について、自身の経験を交えながら語り合います。
参加希望者は、7月5日までに氏名、住所、連絡先を郵送、FAX、またはメールにて申込みが必要です。
この特別講義は、政治分野への関心を高め、より良い社会の実現に向けた第一歩となることを目指しています。ぜひ、ご参加ください。
政治分野におけるジェンダー格差は、依然として大きな課題です。特に地方においては、女性議員の数が少なく、政策決定における女性の意見が反映されにくい状況が懸念されています。
今回の島根県立大学の特別講義は、この問題に対する意識を高め、より多くの女性や若者が政治に参加するきっかけとなることを期待しています。
能條氏の講演では、若者の政治参加を促進するための具体的な方法や、女性議員を増やすことの重要性について、わかりやすく説明されています。また、現役議員によるトークセッションでは、島根県における現状や課題が具体的に語られるため、参加者にとって貴重な学びの機会になるでしょう。
政治分野は、私たちの生活に深く関わる重要な分野です。より良い社会を実現するためには、女性や若者の意見を積極的に取り入れていくことが不可欠です。今回の特別講義を通じて、多くの市民が政治への関心を高め、積極的に参画していくことを期待しています。