BS12の挑戦
2025-09-19 16:10:08

BS12トゥエルビの新たな挑戦と成長戦略を徹底解説

BS12トゥエルビの新たな挑戦と成長戦略



東京都渋谷区に本社を構えるBS12トゥエルビは、2025年に向けた新たな事業戦略を9月18日に発表しました。この説明会は、代表取締役社長の降籏邦義氏をはじめ、事業推進部長の小原啓徳氏、編成部長の井上晴之介氏が登壇し、今後の方向性と具体的な取り組みについて詳しく語りました。

「個性や“らしさ”を更に磨く」



降籏社長はまず、BS24連続増収を達成した点を強調し、視聴者にじわっと喜んでもらえるニッチなコンテンツ制作を大切にしていると述べました。社長は自身の言葉で「我々の強みである“個性やらしさ”を更に磨き、次なる挑戦に取り組む」と明確なビジョンを示しました。この「個性」とはBS12トゥエルビのキャッチコピー“好きを、もっと、じゆうに”に裏打ちされたもので、独自の視点で人々の「好き」を広げることを目指しています。

コンテンツIPの創出とプラットフォーム拡張



新たな挑戦として、注目されるのが「コンテンツIPの創出」と「プラットフォームの拡張」です。具体的には、テレビ番組の制作だけでなく、映画製作委員会への参加や、初となるBS12が主体のドキュメンタリー映画『はだしのゲンはまだ怒っている』の製作を計画しています。この映画は、原爆漫画『はだしのゲン』の深いメッセージを広める取り組みとして位置づけられており、11月から順次劇場公開される予定です。

さらに、電子書籍でのコミック出版事業にも注力するとのことで、視聴者との接点を増やし、より多様なメディア展開を図っています。小原氏はこの新たな取り組みを「総合メディア企業への変革の一環」とし、視聴体験を豊かにする努力を続けています。

SNSや他社との連携



プラットフォームの拡張については、映画の制作にとどまらず、SNSや韓国推し活サイト『Kboard』の運営などで他社との連携も強化していく方針です。YouTubeでの企業タイアップが実現したこともあり、BS12は放送外でもコンテンツビジネスを創出することが求められる環境にあります。

下期の編成と新番組



編成部長の井上氏は、多くの視聴者の期待に応えつつ“BS12らしさ”を大切にした新番組や新企画の投入について言及しました。10月からスタートする新番組『この動画は再生できません3』や、ドキュメンタリー『食旅一会』など、多様なジャンルにわたる新番組で視聴者を楽しませる計画です。

特に注目を集める『食旅一会』は、観光庁推進の「ガストロノミーツーリズム」をテーマにした番組で、シェフの食への情熱を視聴者に届ける内容となっており、料理の美しさと作る楽しさを映像で描くことを目指します。

結論



BS12トゥエルビの2025年にかけてのビジョンと新たな戦略は、視聴者とのより深い関係構築を目指しています。多様なコンテンツを通して“総合メディア企業”としての地位を確立するべく、これからどのような新しい挑戦を見せてくれるのか、その動向から目が離せません。


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ワールド・ハイビジョン・チャンネル株式会社
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