堀江貴文氏も関与するアイファーム社がいちご販売再開

堀江貴文氏も参画するアイファームが日本品種いちごの販売を再開

アイファーム株式会社は、東京都中央区に本社を持ち、著名な実業家・堀江貴文氏が株主として参加しています。このたび、同社のアイスランドにおける100％子会社、iFarm Iceland ehf. がアイスランド市場での「日本品種いちご」の販売を再開することを発表しました。

販売再開の背景

2025年3月に苗の問題により一時的に販売を中断しましたが、その後生産体制を整え、再び収穫できる状況になりました。11月28日には自社のオンラインショップで先行予約を開始し、初回のロットは約100パック（約30kg）が即日完売。この販売の成功は、本商品に対する信頼と高い期待を象徴しています。

初回販売では1パック300gあたりの価格が4,500 ISK（約5,400円）となっており、アイファームのブランド価値が高まっていることを感じさせます。

今後の展開

アイファームは、販売再開に向けた販路拡大の具体策も進めています。特に高級レストランへ提供を進める方針を打ち出し、ミシュラン星付きレストランにもいちごを供給する準備をしています。また、加工品としてジャムなどの開発も進行中で、アイスランド市場における製品バリエーションの拡充を目指しています。

さらには、クリスマスシーズンにはアイスランドの主要マーケットに出展し、プロモーションを強化します。各種の市場で日本らしい風呂敷を用いたギフト仕様パックの販売も予定していることから、贈答用としても注目されています。

クラウドファンディングの実施

アイファームは、大規模な事業展開を支えるため、株式投資型クラウドファンディング「CF Angels」を通じた資金調達を行っています。このクラウドファンディングの目的は、生産体制を強化し、供給量の増加を図ることです。

この取り組みを通じて、日本の農業技術がアイスランドを経由して欧州に広がり、新しい農業形態が形成されることが期待されます。投資の募集は2025年12月15日までで、投資単位は10万円からとなっています。参加を希望される方は、事前にCF Angelsへの登録が必要です。