ヒューマノイドロボット「PM01」の派遣サービスが始まります
GMO AI&ロボティクス商事株式会社(以下、GMO AIR)は、2026年1月より、人材派遣型ロボットサービスにおいて新たにEngine AI社が開発したヒューマノイドロボット「PM01」を加えることを発表しました。この取り組みは、労働力不足が深刻化する日本において、ロボットによる新しい技術サポートを実現することを目的としています。また、「PM01」は、世界初の前方宙返りを成功させたロボットとしても注目されています。さまざまな分野での応用が期待され、イベントや研究機関での活用が見込まれています。
労働力不足の解消へ
近年、日本では労働人口の減少が懸念されており、企業は人材不足に直面しています。この状況を受け、GMO AIRは2025年4月から「ロボット人材派遣型サービス」を始め、既存のUnitree社製「G1」や将来的にUBTECH Robotics社の「Walker E」の派遣も計画しています。新たに「PM01」を追加することで、さらに多様なニーズに応えることが可能となります。
「PM01」の特徴
「PM01」は、Engine AI社によって設計された最先端のヒューマノイドロボットです。以下の特長が際立っています:
1.
ダイナミックな身体能力
「PM01」は、前方宙返りを行える驚異的な運動能力を持ち、そのパフォーマンスは多くの注目を集めています。イベントや展示会での演出において、その優れた能力を最大限に発揮することが期待されています。
2.
柔軟なカスタマイズ性
制御プログラムの実装や動作アルゴリズムのカスタマイズが可能であり、多様な研究用途や企業のニーズに合わせた活用が期待されています。
3.
洗練されたデザイン
「PM01」は、アイアンマンの操作画面をイメージした未来的なデザインが特徴です。このビジュアルは、ユーザーにとって直感的で洗練された操作体験を提供します。
【「PM01」の主なスペック】
- - 身長: 約1.38メートル
- - 重量: 約40kg
- - 自由度: 全身で24軸
- - 最大移動速度: 2m/s
- - 電池: クイックリリース方式、10,000mAh(稼働時間:約2時間)
- - 制御アーキテクチャ: Intel N97チップとNVIDIA Jetson Orinを使用
- - 認識系センサー: 深度カメラ、LiDAR、視覚カメラ等を搭載
ロボット人材派遣型サービスとは
GMO AIRのロボット人材派遣型サービスは、最新型のヒューマノイドロボットを駆使して、顧客のニーズに合ったプログラミングや操作を提供することを目的としています。これは従来のレンタルサービスとは異なり、具体的な要望に応じて多様な機能を提供します。エンターテインメント、ブランドプロモーション、研究開発など、幅広いシーンでの活用が見込まれています。
まとめ
GMO AIは、AIとロボティクスを組み合わせ、革新的なテクノロジーを提供し続けています。今後もヒューマノイドロボットを使ったサービスを拡充し、企業の生産性向上や新たなビジネスモデルの構築に貢献していくことが期待されます。私たちの社会におけるロボティクスの導入は、持続可能な未来の実現に向けた重要なステップとなるでしょう。