横浜・星天エリアでのサーキュラーエコノミー実証実験
横浜の星天エリアにて、2024年11月15日から、地域のサーキュラーエコノミー及びウェルビーイングの実現を目指す実証実験が始まります。この取り組みは、株式会社NTTデータや相鉄アーバンクリエイツ、相鉄ビルマネジメントなど複数の団体が協力し推進されています。これは、2023年2月に実施した「まちづくりアプリ」の実証実験の第2弾に当たり、デジタル技術を駆使して楽しみながら地域貢献活動を促進し、食品ロスの削減を図ることが目的です。
実証実験の背景
横浜国立大学やヨコハマSDGsデザインセンターと連携し、これまでの取り組みをさらに進化させた形で行われるこの実証実験は、「fowald®(フォワルド)」というプラットフォームを活用します。このプラットフォームでは、地域住民や学生が参加しやすいように、様々なデジタル技術を用いてサステナブルなアクションが実現されます。
実証実験の概要
この実証実験には、以下のような特徴があります:
- - 目的:食品ロス削減を通じた地域経済活性化、学生や住民の自己実現・ウェルビーイング向上。
- - 場所:相鉄線天王町・星川間の高架下商業施設「星天qlay」。
- - テーマ:サーキュラーエコノミー、ウェルビーイング、地域活性化。
- - 内容:デジタル技術を用いて行動変容を促進し、地域の課題解決に繋がる取り組みを検証します。
活用されるデジタル技術
- - アプリ:fowaldを通じてサステナブル・アクションを可視化し、参加を促します。
- - NFT(非代替トークン):サステナブルなアクションを行った参加者への証明として発行され、活動への動機づけを強化します。
実証期間と参加方法
この実証実験は、2024年11月15日から2025年1月31日まで行われます。参加は無料で、スマートフォンのアプリストアから「fowald」をダウンロードすることで可能です。利用には通信費がかかりますが、アプリ自体は無料で提供されています。
fowaldについて
「fowald」は、生活者の社会貢献活動をデジタルで可視化し、企業や自治体との連携を促進するプラットフォームです。生活者は企業や地域のためになるクエストに参加し、実践することでその成果を示すことができます。この仕組みにより、地域活性化や持続可能な社会の実現に貢献しています。
まとめ
この実証実験は、地域社会と参加者が共に成長し、持続可能な社会の実現に寄与することを目指しています。企業や自治体、生活者全員がともに活動し、より良い未来の構築に向けた一歩を踏み出すことが期待されています。興味のある方は、ぜひ「fowald」をインストールし、参加してみてはいかがでしょうか?