徳島県上勝町の新たなエコプロジェクト「WHY」始動！社長役を募集中

徳島県上勝町のエコプロジェクト「WHY」

徳島県勝浦郡上勝町は、環境への意識が高い町として世界的に注目されています。この町では、2003年に日本で初めて「ゼロ・ウェイスト宣言」を行い、住民全員で本気の3R活動を推進してきました。住民は積極的にごみを分別し、地域の環境を守る意識を持ちながら、これまで16年間の取り組みを続けています。

最近、上勝町は新たな挑戦として、ごみステーションのリニューアルを決定しました。この新施設は「WHY（仮称）」という愛称がつけられ、訪れる人々にゼロ・ウェイストの重要性を感じてもらう場となることを目指しています。

新しい「WHY」の内容

「WHY（仮称）」には、従来のごみステーションに加え、ラーニングセンター、体験型宿泊施設、ラボラトリー、さらにはアドベンチャー＆エコロジーツーリズムの案内所が設けられる予定です。この施設は、地域住民が積極的に取り組む新たな環境保護の象徴となるでしょう。

やろうとしているのは、訪問者がごみを捨てることだけでなく、環境を守ることについて学び、実践する場を提供することです。想定される施設の完成予定日は2020年の初春、所在地は徳島県勝浦郡上勝町大字福原字下日浦94番地4です。

プロデュースと建築設計

このプロジェクトの統括を担当するのは、人気のデザイン会社であるTRANSIT GENERAL OFFICE。彼らは、環境に配慮した持続可能な社会を目指す建築を専門にしています。その設計を手掛けるのは中村拓志＆NAP建築設計事務所で、上勝町で伐採された杉材などを用いた建物の設計が進められます。

サスティナブルラーニングと体験型プログラム

「WHY」では、サスティナブルラーニングのためのセミナールームも設置され、大学や企業が利用できる研究室も準備される予定です。また、上勝町の豊かな自然を活かしたアクティビティを体験できるプログラムも計画されています。フィールドアクティビティーとして、フライフィッシング、カヤック、リバーピクニック、トレイルランニングなど様々な体験が用意されています。

社長募集中

この新たなプロジェクトを指揮する経営者が募集中です。BIG EYE COMPANYという新会社が設立され、その代表取締役を募集しています。経営者として参加し、この未来志向の取り組みに関われるチャンスです。詳細は「WHY」の公式ウェブサイト（http://why-kamikatsu.jp/）でご確認ください。