オルビス、チーターデジタルの新ツールでマーケティング戦略を刷新
オルビス株式会社は、チーターデジタル株式会社のマーケティングオートメーション(MA)ツール「Marigold Engage+」の導入を発表しました。このツールの採用により、同社のマーケティング施策は効率化され、顧客との関係構築が一層進化することが期待されています。
背景:オルビスの運用課題とは?
これまでオルビスでは、異なるツールを用いてセグメント抽出、コンテンツ作成、配信管理を行っていました。そのため、データの構造が複雑で、属人的な運用が求められ、大きな負担となっていました。特に、RFM(Recency, Frequency, Monetary)データだけでなく、顧客の行動データや肌の悩みなどのゼロパーティーデータを活用し、パーソナライズされたOne to One施策を実現するためには、よりシンプルで進化したツールが必要でした。
チーターデジタルが提供する「Marigold Engage+」は、GUIによる直感的な操作性や、配信セグメントごとに柔軟にコンテンツを切り替えられる機能を持っており、こうした問題を解決するために選ばれたと言います。また、導入後は伴走支援体制を整えており、継続的なサポートも約束されています。
「Marigold Engage+」による業務効率向上
新ツールの導入後、オルビスではMA施策を自走運用する体制に移行しました。複数のツールを統合し、新たに構築されたデータモデルを活用することで、業務の効率化が図られました。この結果、カート放棄フォローや商品閲覧ユーザーへのリターゲティング施策など、行動データを基にした新たなマーケティング施策が次々と実装されるようになりました。
Marigold Engage+の特徴とは?
「Marigold Engage+」は、業界最高部類のクロスチャネル配信機能を持つMAツールです。これにより、マーケターは顧客との各インタラクションを簡単に管理し、価値のあるコミュニケーションを実現できます。また、すべてのキャンペーンやチャネルを単一のインターフェースで管理できるため、効率的なマーケティング活動が可能です。
チーターデジタル株式会社について
チーターデジタルは、グローバルに展開される40,000以上のブランドにマーケティングテクノロジーを提供しています。日本国内では、「Marigold Engage+」に加え、ロイヤルティプログラム管理ソリューションやインタラクティブキャンペーン管理ツールなど、様々なソリューションを展開しています。加えて、コンサルティングや運用サポートなどのプロフェッショナルサービスも行っており、パーソナライズされたブランド体験の提供を重視しています。
このように、オルビスとチーターデジタルの連携は、業界内での先駆的な取り組みとして注目され、多くの企業が今後の参考とするべき事例となりそうです。ポジティブな成果があがる中、マーケティング戦略のさらなる進化が期待されます。