大学生が挑むSDGsの未来 "キャリアゲートウェイ2025"
2026年1月17日、東京都渋谷で行われた「キャリアゲートウェイ2025」ビジネスコンテストのグランプリファイナルでは、タイプの異なる104の企画が集まり、過去最多の135名の大学生が参加しました。このイベントは、株式会社ベネッセi-キャリアが主催し、大学1、2年生がSDGs(持続可能な開発目標)をテーマに自身のビジネスプランを企業に提案するものであり、今年で4年目を迎えました。
コンテストの全貌
ファイナリストたちは、社会課題に焦点を当てたアプリのアイデアを通じて課題の分析や解決策を発表しました。出場者は個人またはチームで参加し、自身の考えたアプリのユーザー調査やビジネスモデルについても詳しく述べました。その結果、14名のファイナリストが選出され、特に「シフトの穴は 誰かの出番 CareConnect」が最優秀賞に輝きました。
受賞プランの概要
「シフトの穴は 誰かの出番 CareConnect」は、介護現場における人材不足やシフト管理の困難さに正面から取り組むアプリを提案しました。この企画は、AIを利用しシフトの最適化や即時の人材マッチングを実現し、法令順守や公平性も考慮しています。受賞者の慶應義塾大学に在籍する石井さんは、感情に訴えるストーリー構成やプレゼンテーションの技術で高く評価されました。
その他の受賞企画
優秀賞に選ばれたプランの中には、健康を維持する高齢者向けアプリ「CloverFit」や、伝統工芸を守るためのオンラインプラットフォーム「匠の窓」などがあります。各受賞企画は、選考理由も含めて非常に具体的で革新的なものであり、審査員からは高い評価を受けました。
審査員と企業賞
このコンテストには多くの企業が審査員、または参加しました。アサヒビールやNTTデータ、トヨタコネクティッドなど、名だたる企業が並ぶ中、学生たちは新鮮な視点と実現可能なアイデアを提案。企業賞の選定も行われ、様々な賞が贈られました。
学生メンターによるサポート体制
特筆すべきは、過去の出場者が今年度の挑戦者たちをメンターとして支援したことです。これにより、学生間での育成サイクルが形成され、参加者は自身の経験を生かしつつ、新たな挑戦を後押しすることに成功しました。このサイクルは、後進の学生たちにとっても大きな励みとなり、彼らが未来へと進む力になっています。
未来への展望
「キャリアゲートウェイ2025」の成功を受けて、今後もこのようなコンテストを通じて多くの学生が実社会の課題解決に取り組む姿勢が重要です。企業や教育機関の協力のもとで、学生たちが持つポテンシャルを最大限に発揮できる環境が整えられることを期待しています。こうした取り組みが、次世代のリーダーを育む礎となり、持続可能な未来へとつながることでしょう。
この競技が今後も学生にとっての学びの場であることを願いつつ、次年度の挑戦者たちの活躍を楽しみにしています。