ラグビー発祥の地とスーパーラグビー王者がタッグ!未来のリーダー育成プログラム始動
2023年9月に千葉県柏市に開校したラグビー・スクール・ジャパン(RSJ)は、英国の名門校ラグビー・スクールの日本校です。伝統と教育理念を継承し、高い教育レベルと充実したラグビー指導を提供することで知られています。このRSJが、ニュージーランドを代表するスーパーラグビーチーム、ブルーズと戦略的パートナーシップを締結し、注目を集めています。
ブルーズは、スーパーラグビーで4度の優勝を誇る強豪チームです。競技における卓越性だけでなく、インクルーシビティや地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。
革新的なリーダーシップ育成プログラム
両校のパートナーシップの中核となるのが、「ブルーズ・グローバル・ラグビー・アカデミー」です。2025年7月、RSJの最先端施設で5日間にわたって開催されるこのプログラムは、単なるラグビー技術の向上にとどまりません。
参加者は、ラグビーを通してリーダーシップ、問題解決能力、コミュニケーションスキルなど、人生を豊かに生きるための総合的なスキルを身につけることができます。
プログラムの内容
アカデミーでは、ブルーズのコーチや元選手が指導にあたります。カリキュラムは、ラグビーの技術・戦術はもちろん、メンタルスキル、栄養、体力調整など、アスリートとしてのウェルビーイングを包括的にカバー。
特に注目すべきは、「ブルーズ・ユース・リーダーシップ・プログラム」の導入です。ニュージーランドの高校で実施されているこのプログラムは、年間1000人以上の若者に影響を与えており、自己認識、コミュニケーション能力、問題解決能力、チームワークを育成することに重点を置いています。
関係者のコメント
RSJ初代校長トニー・ダービー氏は、「このパートナーシップとアカデミー設立は、生徒たちにラグビーとリーダーシップの両面で成長する機会を提供するという私たちのコミットメントを示すものです」とコメント。ブルーズCEOアンドリュー・ホア氏も、「ラグビー・スクール・ジャパンとのパートナーシップは、グローバルな舞台で次世代のリーダーを育成するという私たちのビジョンの重要な一歩です」と、このプログラムへの期待を語っています。
RSJの教育理念
RSJは、「The Whole Person, The Whole Point」(全人教育)をモットーに、生徒一人ひとりの才能を最大限に引き出し、国際社会で活躍できる人材育成を目指しています。11歳から18歳までの男女を対象に、英国式教育と質の高いラグビー指導を提供。定員は780名、教員数は198名(定員到達時)です。
未来への展望
RSJは、ブルーズとのパートナーシップを通じて、日本の国際教育とラグビー界の発展に貢献していくことを目指しています。このプログラムが、多くの若者の成長を促し、未来のリーダーを輩出する場となることが期待されます。