清水荘、千駄木に開業
2024-01-18 15:00:02
地域社会を育む新しいシェアオフィス「清水荘」が千駄木に登場!
地域社会を育む新しいシェアオフィス「清水荘」が千駄木に誕生
2024年4月、東京都文京区千駄木に新たなシェアオフィス「清水荘」が開業予定です。このプロジェクトは「経済資本を生み出す圧力から、社会関係資本を形成する場へ」との理念のもとに実現しました。これは、地域の社会課題に取り組む企業や個人に向けた新しい働き方の提案です。
清水荘の概要
「清水荘」は、築50年のアパートと築100年の一軒家をリノベーションして作られました。これにより、地域に根差し、同じ目的を持つ仲間が集まる新たな拠点が誕生しました。ここでは、事業の効率を追求するだけでなく、地域とのつながりを大切にした共同生活を促します。特に、テナント同士が共創し、地域への還元を意識した事業運営を行うことが目指されています。
新しいシェアオフィスのコンセプト
従来のシェアオフィスは、経済的理由からスタートアップ企業が利用することが多く、そこにはあまり地域との関わりが見られませんでした。しかし、「清水荘」では、テナント同士の相互扶助や共同経営を通じて新しいビジネスモデルを構築します。ここでの「シゴトバ」と「エンガワ」という二つの区画によって、各企業がそれぞれのビジネスを追求しながら、地域との密な関わりを持つことを可能にしています。
シゴトバとエンガワ
「シゴトバ」はテナント企業が本業に専念できるエリアであり、社会や世界に目を向ける場です。一方で「エンガワ」は地域との接点を持つ商業エリアとして位置づけられています。この仕組みによって、テナント同士が日常的に相互交流を行い、信頼関係を築くことが期待されています。
共同運営モデルの特色
「清水荘」では、テナントやオーナー間の壁を取り払い、「円卓会議」と呼ばれる運営団体を立ち上げています。これにより、共通の目標に向けて意思決定を行うことができ、外部の企業や社会起業家も「フェロー」として参加することが可能です。こうしたオープンな運営体制は、地域と深く結びつく新しいビジネスエコシステムを形成します。
入居者募集の開始
2024年1月18日からは、入居者の募集が開始されるとのことです。地域貢献や社会的課題に熱意を持つ法人や個人に門戸を開き、共に地域社会を発展させる仲間を求めています。契約プランは定期借家契約で、賃料は99,000円からの相談となります。
地域との結びつきを希求する取り組み
地域の課題や人々のつながりを大切にする「清水荘」は、これまでになかった斬新なシェアオフィスとして期待されています。地域に留まらず、さまざまなビジネスパートナーと協業しながら新しいプロジェクトを進めていくことで、千駄木の地域経済を活性化させることを目指しています。
まとめ
「清水荘」は、経済活動と社会活動が交わる新たな拠点を提供することにより、地域への還元を最大限に引き出すことができるモデルとなるべく設計されています。このプロジェクトは、未来の地域経済圏のあり方を見つめ直すきっかけとなるでしょう。入居希望者にはぜひ、チャンスを掴んでほしいと思います。
会社情報
- 会社名
-
合同会社MINE
- 住所
- 下谷3-1-33702
- 電話番号
-
090-5564-9726