商船三井の海運参加
2025-09-26 15:04:35

商船三井が参加したロンドン国際海運週間2025の全貌

商船三井がロンドン国際海運週間2025に参加



株式会社商船三井(社長:橋本 剛、本社:東京都港区)が、2025年9月15日から19日に英国ロンドンで行われた「London International Shipping Week 2025」(以下「LISW2025」)に参加しました。このイベントは、国際的な海運、港湾、物流業界のリーダーたちが一堂に会し、未来のビジョンや課題を共有する重要な場となっています。今回で12回目となるこのイベントには、世界中の関係者が集いました。

商船三井は、この業界イベントにおいて、単なる参加者以上の役割を果たしました。当社は、日本の海運企業として唯一の協賛企業となり、自主的なレセプションも主催しました。参加者は100名を超え、海運業界内でのネットワーキングや意見交換が行われました。社長の橋本と常務執行役員のSuryan Wirya-Simunovicによる対談では、特に英国を含む欧州・アフリカ地域での事業展開や、今後注力すべき分野についても話題になりました。

プログラムの内容



講演とセッション


当社社長の橋本は、LISW2025のオフィシャルセッションに複数回登壇しました。以下にそのセッションの概要を紹介します。

1. 「Driving prosperity in a fragmenting world?」

本セッションは国際海事機関(IMO)の本部で行われ、世界的な貿易の相互依存や地政学リスクに関する議論が展開されました。橋本社長は、海運業界が直面する多様な課題とその対応策を説明し、「前例のない課題と同時にビジネス機会を生み出している」と述べました。また、魅力的な船員業界を築くための船上インフラの充実も強調されました。

2. 「A new training framework for seafarers in decarbonization」

このセッションでは、脱炭素化に向けた船員教育の新たなフレームワークが議論されました。橋本社長はオープニングの挨拶を行い、同社が世界各地で実施している船員教育の取り組みを紹介しました。安全で持続可能な海運の未来を目指すためには、国際的に統一された教育基準が必要との見解を表明し、業界との連携を重視していることを強調しました。

今後の展開


当社は、経営計画「BLUE ACTION 2035」に基づき地域戦略を強化しており、ロンドン拠点から欧州・アフリカ地域の事業を推進する意向を示しています。LISW2025から得られた成果を活かし、さらなる成長を目指していきます。今後も国際的なコミュニティと連携し、海運業界の発展に貢献することを目指します。


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会社情報

会社名
株式会社商船三井
住所
東京都港区虎ノ門2-1-1 商船三井ビル
電話番号

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