日本臨床矯正歯科医会の新たな会長が決定
2025年6月11日、水曜日をもって、公益社団法人日本臨床矯正歯科医会の新しい会長に土屋朋未氏が就任することが発表されました。この選任は、同団体の今後の展望や矯正歯科の発展において重要な瞬間となります。
土屋朋未氏は、東京都世田谷区で「つちや矯正歯科」を経営しており、医師としての経験を豊富に有しています。彼女の専門知識と情熱により、日本臨床矯正歯科医会が掲げる「よい咬み合わせときれいな歯並びによって心身の健康を育むこと」という理念がさらに強化されることでしょう。
新体制の役員陣
土屋氏の就任にともない、副会長には大澤雅樹氏(出雲おおさわ矯正歯科院長、島根県出雲市)、専務理事には阿部純子氏(じゅん矯正歯科クリニック院長、大阪府大阪市)が選ばれました。新体制となるこれらの役員は、それぞれの地域と専門分野での豊富な経験を活かして、この団体の活動を推進していくことが期待されています。
退任する役員
また、前会長である陶山肇氏(医療法人かがやき陶山矯正歯科医院理事長、宮崎県宮崎市)と副会長の佐藤國彦氏(アーク矯正歯科院長、千葉県松戸市)、専務理事の佐藤國彦氏は、新たな体制に移行するにあたり退任しました。彼らの尽力に感謝し、次のステージへのスムーズな移行が求められます。
土屋朋未氏のプロフィール
土屋朋未氏は、1964年に福岡県に生まれました。1989年に東京歯科大学を卒業し、その後1995年に同大学の大学院を修了した後、博士(歯学)の学位を取得しました。土屋氏はその後、東京歯科大学での講師(非常勤)を務め、経験を積み重ねてきました。1997年には、つちや矯正歯科を開院し、2006年には長野県長野市にもスマイルシャイン矯正歯科を開院しました。現在も多くの患者の歯を支えています。
趣味としては旅行やB級グルメを楽しむ土屋氏ですが、専門職としては常に最新の矯正技術を学び続けています。特に矯正治療に対する情熱は、患者の健康を第一に考える姿勢からも表れています。
日本臨床矯正歯科医会について
日本臨床矯正歯科医会は、矯正歯科の専門開業医のみで構成される国内最大の団体です。団体の目的は、見た目の美しさだけでなく、咬み合わせの改善や口全体の健康増進に取り組むことです。矯正歯科治療に特化した医師であるオルソドンティストが所属し、専門知識と技術を駆使して患者の健康を守る役割を担っています。
これからの日本臨床矯正歯科医会がどのように進化していくのか、土屋新会長を中心にさらなる発展を遂げることを期待しましょう。