日本医師会、定例会見の動画を公開
日本医師会は、1月22日に定例記者会見を行い、その様子を公式YouTubeチャンネルで公開しました。定例会見は、会長の松本吉郎氏を中心に、様々なテーマに関して医師会の取り組みや意見が共有される重要な場です。今回の会見では以下の4つのテーマが取り上げられました。
1. 阪神・淡路大震災からの30年
1月17日で阪神・淡路大震災から30年が経過したことを受け、松本会長はこの災害と医療体制の変遷について振り返りました。震災後、医師会が果たしてきた役割やその成果を示し、引き続き国民の生命と健康を守るための災害医療の充実に努める意志を再確認しました。
2. インフルエンザ及び新型コロナウイルスの状況
釜萢敏副会長がインフルエンザや新型コロナウイルスの現在の感染状況や治療薬の供給について説明しました。感染防止の基本である手洗いやマスク着用、換気などを改めて強調し、「適切な情報を国民や医療機関に提供し続ける」と述べるなど、今後の取り組みについても言及しました。
3. ベースアップ評価料の届出様式簡素化
長島公之常任理事が、最近大幅に簡素化されたベースアップ評価料の届出様式について詳しく解説。この機会を利用して、医療提供者に適切な届出ができるよう呼びかけました。簡素化された手続きにより、医療現場の事務負担が軽減される見通しです。
4. 医師資格証保有者が10万人を超える
佐原博之常任理事が、医師資格証を保有する者が1月17日の集計で10万人を超えたことを発表しました。これを受けて、更なる普及を目指し、広報活動の強化が必要であるとし、医師資格証の重要性を強調しました。
動画の特徴
公開された動画では、発表者が使用した資料やグラフィックも含まれており、視聴者にとってわかりやすい内容となっています。医療の最新情報や、医師会の活動に関心のある方々にとって非常に有益な内容です。ぜひご覧ください。
お問い合わせ
詳細情報は、日本医師会広報課(TEL: 03-3946-2121)までお問い合わせください。
日本医師会について
日本医師会は、全国の47都道府県医師会で構成された学術専門団体であり、「医道の高揚、医学の発展、及び公衆衛生の向上」を目的に様々な活動を行っています。
所在地は東京都文京区本駒込2-28-16で、さらに詳しい情報は公式ホームページやニュースポータルサイト、YouTubeチャンネルでご確認いただけます。