黒一色で勝負!アパレルブランド『Macqlo』がEC売上目標800%超えを達成
株式会社オアシスライフスタイルグループが展開するアパレルブランド『Macqlo』が、2024年3月のローンチからわずか4か月でEC売上目標を800%超えを達成した。
『Macqlo』は、「ファッションの悩みなんて、すべて真っ黒に塗りつぶせ。」をコンセプトに、黒一色に特化したアイテム展開を行うブランドだ。30~40代の男性をターゲットに、服選びに時間をかけたくないけど、こだわりは持ちたいというニーズに応えている。
同ブランドでは、独自開発素材「ultimex」を使用したアイテムを展開している。「ultimex」は、ストレッチ性、撥水性、速乾性、耐久性に優れており、機能性とデザイン性を兼ね備えている。
『Macqlo』のEC売上は、当初の目標を大幅に上回り、ローンチ後2週間で全アイテムが完売、予約が最大3か月待ちになるほどの人気ぶりだ。目標達成の要因としては、スーツに見える作業着「WWS」のユーザーによる購入、黒い服を好む顧客による新規購入、有名インフルエンサーによる紹介などが挙げられる。
さらに、6月からは実店舗とオンラインストアの連携を開始した。店舗とオンラインでポイントが貯まるシステムを導入することで、双方でのリピーター獲得につなげている。初年度はECと実店舗を合わせて売上1億円を目指している。
2024年6月には、東京・渋谷に旗艦店「Macqlo MIYASHITA PARK」をオープンした。店内では20以上のブランドを取り扱っており、「黒×高機能」というコンセプトに合わせたアイテムをセレクトしている。また、昨年新宿・歌舞伎町で惜しまれつつも閉店した伝説の黒T専門店「#000T」が店内にリバイバルオープンした。インバウンドなどの影響もあり、オープン初月の2024年6月の店舗売上は計画比130%を達成している。
黒一色にこだわる理由
『Macqlo』が黒一色にこだわる理由は、顧客のニーズとアパレル業界が抱える課題を解決するためだ。
従来のアパレルショップは、カラーバリエーションやトレンドアイテムを多く取り揃えている。しかし、顧客は多くの選択肢に疲弊し、結局は定番カラーの黒を選んでしまうケースが多い。また、アパレル業界では、在庫消化のためのセールや廃棄問題などが課題として挙げられている。
『Macqlo』は、色の選択肢を黒一色に絞ることで、顧客のニーズを満たしつつ、アパレル業界の課題解決にも貢献することを目指している。
高機能素材「ultimex」で快適な着心地を
『Macqlo』のアイテムに使用されている「ultimex」は、独自の開発素材だ。ストレッチ性、撥水性、速乾性、耐久性に優れているため、快適な着心地を提供する。
「ultimex」は、Tシャツ、ニット、パンツ、ブルゾンなど、様々なアイテムに使用されている。
今後の展望
『Macqlo』は、今後も黒一色にこだわったアイテムを展開していく。顧客の声を参考に、より機能的でデザイン性に優れたアイテムを開発していく予定だ。
また、オンラインストアと実店舗の連携を強化することで、顧客満足度を高めていく。さらに、海外展開も視野に入れ、グローバルなブランドを目指していく。