全国調査:PCゲーム・スマホゲームのプレイ頻度とユーザー層の変化
株式会社ドリーム・トレイン・インターネットが運営するオンラインサービス「エンタミート」が実施した、全国の10代から50代までの男女2,000人を対象としたゲームプレイに関するアンケート調査の結果が、興味深い傾向を浮き彫りにしています。調査によると、PCゲームやスマホゲームを「毎日」プレイしていると回答した割合は27.0%に達し、特に男性ユーザーが目立つ結果となりました。
調査概要
この調査は、2024年5月30日にネットリサーチを用いて実施されました。対象年齢は15歳から59歳までを含み、全国から均等にサンプリングが行われました。
プレイ頻度の全体像
「PCゲームやスマホゲームをする頻度はどの程度ですか?」という質問に対し、最も多かった回答は「毎日」でした。その他の結果は、以下の通りです。
- - 毎日: 27.0%
- - 週に5〜6日: 7.1%
- - 週に3〜4日: 6.4%
- - 週に1〜2日: 5.5%
- - 月に数回程度: 6.7%
- - PCゲームやスマホゲームはしない: 45.0%
実に45%の回答者がゲームをしないと答えた一方で、日常的にプレイしている人も確実に増えていることがわかります。
男女別の傾向
男女別に分析すると、PCゲーム及びスマホゲームをプレイしている男性の割合が女性より若干高くなっており、特に「毎日」ゲームをしている男性の割合は29.1%にも達しました。一方で、女性ユーザーの数はこの傾向とは対照的で、この差は過去の調査結果と一致しています。
年代別のプレイ頻度
年代ごとのデータでは、10代のプレイヤーが最も多く、50代が最も少なかったものの、どの年代においても「毎日」のプレイ頻度が高いのが特徴です。特に、若年層のスマホゲームの普及が影響していると考えられます。
最近、総務省の調査でもパソコンの保有率が2014年の78%から2023年には65%に減少したことが報告されていますが、スマートフォンの普及率は90%を超えています。このため、若い世代は手軽にスマホゲームを楽しんでいる状況が伺えます。
世帯年収別の分析
世帯年収別分析では、501万〜1,000万円の世帯がわずかに多く、全体的に大きな差はない結果となりました。特に「毎日」と回答した人々は、年収500万円以下、および1,001万円以上の層に見られました。これは、無料で楽しめるPCゲームやスマホゲームが多数存在するため、さまざまな層がゲームを楽しむ機会が増えていることを示しています。
ゲーム文化の変化
このように、スマホゲームの普及が進んだことで、特別な機器を持っていなくてもプレイできる環境が整い、多くの人がゲームに親しんでいます。また、eスポーツやプロゲーマーへの関心が高まっていることも、若者たちに影響を与えています。
オンラインゲームの中にはマナーやモラルに関する問題も存在しますが、プレイヤーはお互い人間であることを意識して、より良いゲーム環境を楽しむことが求められています。
参考リンク
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関連リンク:
エンタミート
出典: ドリーム・トレイン・インターネット