バーチャルプロダクション Days + 2023 開催概要
映像業界の新たな潮流、バーチャルプロダクションが注目を集める中、オンラインカンファレンス「バーチャルプロダクション Days + 2023」が2023年8月3日と9日の2日間にわたり開催されます。本イベントは無料で視聴でき、企業における映像活用の可能性について詳しく知る貴重な機会です。
バーチャルプロダクションとは?
バーチャルプロダクション、特にインカメラVFX技術は、LEDウォールを活用し、リアルタイムで広大な仮想空間を映し出しながら撮影する新しい映像制作方式です。2019年のスターウォーズシリーズ『マンダロリアン』でこの技術が用いられ、一気にその名前が浸透しました。日本国内でも、2021年以降に多くのバーチャルプロダクションスタジオが設立され、映画やテレビ番組、CM制作に利用されてきました。
イベント内容と参加者
バーチャルプロダクション Days + 2023では、映像業界において重要な役割を果たす専門家たちが登壇し、最新の活用事例を紹介します。主催者による講演では、AR三兄弟の川田十夢氏や東急不動産、グローバルプロデュースの関係者が、一般企業におけるバーチャルプロダクションの導入について意見を交わします。
さらに、映像業界の最先端に携わる専門家たちが集まり、『どうする家康』のNHK担当者や『ペンディングトレイン』のTBS担当者、また牙狼(GARO)シリーズの雨宮慶太監督も参加し、バーチャルプロダクションの可能性と課題を話し合います。さらに、カナダのPixomondoからもChief Innovation Officerが登場し、最新の事例を紹介します。
新要素の追加
今年のカンファレンスでは、新たにボリュメトリック技術に関するセッションが追加されました。この技術は、360度配置された100台以上のビデオカメラを使って、被写体の3次元映像を撮影するもので、特に動きのあるキャラクターや人間の表現において、これまでにないリアリティを提供します。この技術についての深い理解を得るための特別な番組を用意しています。
協賛社によるセッション
また、バーチャルプロダクションに関するビジネスを展開するソニーPCL、デロイトトーマツコンサルティング、disguise Japan、Smode Japan、メタバースプロダクションなど各社によるセッションも予定されており、これらは全て無料で視聴可能です。
視聴方法と登録
視聴を希望される方は、バーチャルプロダクション Days + 2023の公式ホームページから視聴登録を行ってください。登録された方には、イベントのURLが通知されます。登録の締切は8月9日(木)の20時までです。参加を希望される方は、早めの登録をお勧めします。
【開催日】
- - [Day01] 2023年8月3日(木) 11:50~13:10、18:00~20:00(予定)
- - [Day02] 2023年8月9日(水) 11:50~13:00、18:00~20:10(予定)
【開催方法】
- - オンライン配信(詳細は公式サイトをご覧ください)
- - 公式サイト
【主催】日経BP
【協賛】ソニーグループ株式会社、デロイトトーマツコンサルティング合同会社、disguise Japan合同会社、Smode Japan株式会社、メタバースプロダクション
【後援】映像産業振興機構(VIPO)