資源循環プロジェクト
2025-02-20 11:59:19

NECとNewNormDesignが推進する資源循環プロジェクトの全貌

NECとNewNormDesignが推進する資源循環プロジェクトの全貌



東京都が主催する「Global CityTech Bridge」に、NECとNewNorm Designが実装パートナーとして参加しました。このプログラムは、大都市関連テクノロジーの革新を目的とし、スタートアップ企業と資源やノウハウを持つパートナーとの連携を図るものです。その中でも特に注目されるのが、資源循環に関するプロジェクトです。

今回の共同プロジェクトでは、NewNorm Designが開発したサステナブルな建築資材プラットフォーム「Matinno」を活用し、リサイクル拠点とリサイクル可能な資材をつなぐネットワーキングマップを構築します。このマップは、資材の追跡や検索を最適化することを目指しており、これにより建設業界を含むさまざまな業界で廃棄物を削減し、循環型経済の推進を加速させることが期待されています。

NECは、「安全・安心・公平・効率」という社会価値の創造を目指し、持続可能な社会の実現を追求しています。2030年に向けた「NEC 2030VISION」では、「地球と共生して未来を守る」というビジョンが掲げられています。このビジョンの実現に向け、気候変動への対応や水リスク管理、グリーン調達の推進など、さまざまな環境への取り組みが行われています。

特に資源循環プログラムにおいては、NECは生産から使用、リサイクルまで、一貫した取り組みを行い、各過程で発生する廃棄物の削減に注力しています。「Sustainable Plastics Initiative」に参画し、再生プラスチック市場の拡大を目指すなど、資源循環を通して社会全体のサステナビリティを促進する新規事業の立ち上げにも力を入れています。また、最近ではマテリアルズ・インフォマティクス技術を活用して再生プラスチックの製造効率化を図る実証実験も行いました。

一方、NewNorm Designは、2020年に設立された建築デザイン事務所で、持続可能なデザインを提案しています。彼らのアプローチは単なる空間デザインに留まらず、プロジェクト全体の美しさや実用性、機能性を重視し、長期的な視点でブランディングやサステナビリティを考慮したデザインプロセスを構築しています。

Matinnoは、NewNorm Designが展開するプラットフォームで、サステナブルな建築資材のライブラリー機能や余剰資材の情報共有を通じて、CO2削減を目指しています。このプラットフォームは、建物のライフサイクル全般にわたってサステナビリティを推進するための重要な役割を果たします。

まとめると、NECとNewNorm Designの協力によって生まれる資源循環プロジェクトは、重要な社会課題である環境問題に立ち向かうための革新的な取り組みです。今後の進展に期待が寄せられる中、これらの企業がどのように持続可能な社会実現に貢献するか、注目していきたいと思います。


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会社情報

会社名
New Norm Design株式会社
住所
東京都中央区日本橋3-1-3
電話番号

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