新しい買い物体験「KINOKUNIYA Sutto」が目白駅にオープン

東京都豊島区目白に、新しいスタイルの無人決済店舗「KINOKUNIYA Sutto」が誕生しました。スーパーマーケットの新たな形として、紀ノ国屋の「スッと寄るだけで楽しい」というコンセプトを基にしたこの店舗は、忙しい現代人に大変便利な買い物体験を提供します。

無人決済の仕組み

「KINOKUNIYA Sutto」では、新たに導入されたTTG無人決済システムが活用されており、カメラの情報を使って入店したお客さまが手に取った商品をリアルタイムで認識します。お客さまが決済エリアに立つと、タッチパネルにその商品と購入金額が表示され、あとはその確認を行うだけ。手続きは非常にシンプルで、スムーズにお買い物ができます。

このシステムによって、特に忙しい朝の時間帯や移動中の短い時間にでも、素早く商品を手に取ったその瞬間に会計を済ませられる利便性が実現しました。また、店舗側のオペレーションコストも削減されるため、効率化も図られています。

ショッピングの流れ

利用方法は非常に簡単です。まずはお好きな商品を手に取ります。次に、店舗の出口にあるタッチパネルで、表示された内容を確認するだけ。これで会計が完了となります。無人でありながらも、必要なサポートは遠隔のコールセンターによって提供されるため、安心して買い物が楽しめます。

特徴的なサービス

「KINOKUNIYA Sutto」は、商品スキャンが不要で、対面の無人で商品を識別し、簡単に決済が可能な点が特徴です。また、既存の設備を用いて導入できるため、導入コストも抑えられるのが嬉しいポイントです。さらに、月額サブスクリプションモデルが可能なため、運営側にとっても柔軟な運用ができます。

店舗情報

「KINOKUNIYA Sutto 目白駅店」の営業時間は平日が8:00〜20:00、土日祝が8:00〜19:00となっており、東京都豊島区目白3-3-1に位置しています。売り場面積は約40㎡、決済方法は交通系ICカードやクレジットカードが利用できるため、利用者にとっても非常に便利な環境が整っています。

会社背景

この新しい店舗は、株式会社TOUCH TO GOによって運営されています。2019年に設立されたこの会社は、無人決済店舗システムの企画や設計、開発、保守、販売を行っており、ITを活用した新たな小売モデルを推進しています。また、紀ノ国屋は1910年創業の老舗スーパーマーケットで、質の高い食材を提供し続けるブランドです。

デザインの裏側

店舗設計はDESIGNESS®︎ inc.によって手がけられており、空間が持つアイデンティティを引き立てるデザインに仕上がっています。これによりこの店舗は、訪れる人々に新たな買い物体験を提供することに成功しています。

「KINOKUNIYA Sutto」は、これからのニューノーマルを意識した形での買い物スタイルを提案しており、今後の展開にも期待が寄せられています。無人決済形式によるスマートで効率的な買い物が、どのように普及していくのか、注目が集まります。