震災からの復興を胸に、ストロベリーコーンズ石巻店がリニューアルオープン

震災からの復興を胸に、新たなスタート

2023年2月10日、ストロベリーコーンズの「石巻駅前店」が移転リニューアルオープンしました。東日本大震災の影響で一度は営業を停止していましたが、お客様の熱い期待に応える形で新たな地で復活を遂げたのです。この特別な日に、ストロベリーコーンズは新たな出発を祝福しました。

石巻店の歴史と震災の影響

ストロベリーコーンズは、宮城県仙台市で創業し、東北地域に53店舗を構えています。2011年3月11日の震災では、石巻駅前店を含む3店舗が津波で壊滅的な被害を受けました。しかし、その後も地域への思いを忘れずに復興活動を続けてきました。支援の一環として、震災直後から移動販売車でピザの提供を行い、地域の人々の心の支えとなりました。

リニューアルオープンの意義

今回のリニューアルオープンは、震災の影響を乗り越えた地域の復興の象徴でもあります。新しい店舗は、石巻市中里に設置され、これまでのお客様からも好評を得ています。また、営業時間は11:00から23:00まで変わらず、多くの人に愛され続けることでしょう。

リニューアルオープンに際して、ストロベリーコーンズでは「お客様の温かい声があったからこそここまで来れた」と感謝の意を表しています。地域の人たちにとっても、再び香ばしいピザを楽しむことができるのは嬉しいニュースです。

地域支援の取り組み

ストロベリーコーンズでは、震災以降の地域支援活動にも力を入れています。昨年12月5日には、石巻市立雄勝中学校のクリスマス点灯式に協力し、生徒たちにピザをプレゼントしました。その際、生徒たちからは「早くストロベリーコーンズのピザが食べたい」「復活して欲しい」との温かい声が寄せられ、再オープンへの後押しとなりました。

また、公益社団法人とともに淡水化装置を用いた水の供給支援や、米軍部隊への感謝の意を込めたピザの提供など、さまざまな形で地域に寄り添っています。今後も、ストロベリーコーンズは地域の魅力を高めるために、全店舗の復旧を目指します。

今後の展望

リニューアルした石巻店は、ストロベリーコーンズが持つ温かさを地域に伝えつつ、さらなる成長を目指します。経営者の宮下社長は、「復興を果たした石巻の人々に、再び幸福を届けるその一助となれるように努めてまいります」と意気込みを語りました。

このリニューアルオープンは、単なる商業復活にとどまらず、地域全体の復興を見据えた大きな一歩です。ストロベリーコーンズはこれからも地域の復興に寄与していくことでしょう。