広島での初のトレイルランニングレース「HIROSHIMA TRAIL 2026」
2026年4月11日と12日に、広島県で初のトレイルランニングレース「HIROSHIMA TRAIL 2026」が開催されることが決定しました。このイベントは、広島の美しい自然を背景に行われるもので、国内外から約2,000名のランナーが参加することが期待されています。
広島湾岸トレイルの魅力
大会が行われる場所は、広島市を中心に、呉市や廿日市市、江田島市などを含む全長293.8kmの「広島湾岸トレイル®」です。このトレイルは、都市部から数キロの距離に位置しており、豊かな自然を身近に感じられる貴重な場所です。平和都市で知られる広島の背景には、美しい瀬戸内海が広がり、その景観はランナーにとって素晴らしい体験となるでしょう。
広島湾岸トレイルは、市民の手によって長年にわたり保全されてきた自然資源であり、未開発の観光資源としても注目されています。ここでは、自然の中でのトレイルランニングを通じて、地域の文化や歴史、そして平和のメッセージを発信することを目的としています。
競技内容とエントリー情報
「HIROSHIMA TRAIL 2026」では、100K、50K、20Kの3種類のレースが設定されています。競技は、各自のペースで一定の時間内に完走を目指し、ゴールを目指します。特に100Kコースは109kmに及び、累積標高は6,570mとチャレンジングな内容です。それに対して、50Kは48km、20Kは24kmという設定です。
各種目のエントリーは、先着順で行われており、定員に達し次第、受付は終了します。エントリー費は、100Kが38,000円、50Kが25,000円、20Kが10,000円となっています。参加希望者は、2025年12月10日から2026年3月1日までの間に、オンラインでエントリーを行う必要があります。
環境への配慮と持続可能な運営
大会の運営にあたっては、持続可能な体制を整えるため、コース整備協力寄付金を募ります。これにより、ランナーが安心してトレイルを楽しめる環境を継続的に提供することを目指しています。大会会場は、広島の新たなスポーツ拠点であるひろしまスタジアムパークに設定されています。ここが拠点となり、毎年の開催が予定されています。
今後の展望
将来的には、2027年以降に国際基準を取り入れた本格的な国際大会化を目指します。そのために、安全な運営や環境への配慮、多言語対応など、国際大会に必要な体制を整えていく方針です。これにより、「HIROSHIMA TRAIL」は広島のスポーツツーリズムとして、さらなる発展が期待されます。
大会の公式ウェブサイトやInstagramでは、最新情報が随時更新されるので、参加を考えている方はぜひチェックしてみてください。広島の自然の魅力を体験し、地域の文化を感じる機会をお見逃しなく!