日本から有望な若手スノーボーダーがフリーライド世界選手権に出場決定

2025年1月13日から16日にオーストリアのカップルで開催されるイエティ・フリーライド・ジュニア・ワールドチャンピオンシップ（FWJC）に、日本のフリーライドジュニアライダーとしてスノーボード男子の東野天翔選手と、スノーボード女子の高橋絆心選手の2名が出場することが公式に発表されました。彼らは自身の努力によって参加権を獲得し、今大会に臨むこととなります。

この大会には世界各国から65名のフリーライドジュニアライダーが集まり、その中でも日本人選手による活躍が期待されています。特に、東野選手と高橋選手の成長には多くのファンが注目しており、若手選手たちの挑戦が世界の舞台でどのように展開されるのかが見どころです。

東野天翔選手の意気込み

スノーボード男子の東野天翔選手は、去年の大会で1位を獲得した実績を持つ17歳のライダーです。「この大会のために一年間自分と向き合い努力してきました。このプレッシャーを好機に変え、挑みます。日本代表として、この世界的な舞台に立てることを誇りに思い、必ず世界一を目指します。」と、明確な意志を表しています。また彼は、ホームエリアのニセコでスノーボードを楽しみながら、その技術を磨いてきました。

戦歴

- 2024 Toyo Tires Japan Series Arai Junior 3 U18 優勝
- 2024 French Freeride Series Bonneval Sur Arc Junior 3 U18 5位
- 2025 NZJFT Treble Cone Junior 2 U18 8位
- 2025 NZJFT Remarkables Junior 3 U18 2位

東野選手のSNSアカウント @kakeru_higashino も要チェックです。

高橋絆心選手の意気込み

一方、スノーボード女子の高橋絆心選手も目が離せない存在です。彼女は「スノーボード女子は、スキー女子に比べて男子との差が大きいと感じています。この大会で上手くてかっこいい滑りを見せて優勝を目指します。来年以降のスノーボード女子のレベルを引き上げるためにも、記憶に残る滑りを展開します。」と意気込みを語っています。

高橋選手は、北海道江別市出身で、スノーボード歴は6歳から始まりました。彼女もまた、国内の様々な大会で実績を積んできた選手であり、昨シーズンにはフランスに渡りコンペに参加した経験もあります。