高校生の挑戦
渋谷女子インターナショナルスクール(シブジョ)は、2025年9月に開催された文化祭で、実行委員会の生徒たちが主体となり、多くの成果を挙げることができました。特に明るい実績の一つは、20社からの企業スポンサーから集めた協賛金の総額50万円で、約500名の来場者を迎え、オンラインでも5,000人以上の視聴があったことです。これにより、文化祭は「社会とつながる実践の場」としての新しい形を作り上げました。
新倉あいかさんの奮闘
この文化祭の成功を先導したのは、高校2年生の新倉あいかさんを中心とした実行委員会です。新倉さんは協賛獲得のために、企業への連絡業務に奮闘しました。
>「苦労した事は、全部です。(笑)企業への連絡が本当に大変でした。テストやバイトとの両立もあり、企業からの返信がなかなか来ない中で、数多くの企業に連絡をしても断られることが多く、挫折しそうになりましたが、責任感から頑張り続けました。」
この挑戦が生んだ結果、参加者一人あたり約1万円相当の特典を享受できる機会を提供し、生徒、来場者、企業の三者が一体となり文化祭を成功に導きました。
“好き”と社会のつながり
新倉さんは、企業ブースで自身の好きを起点に協賛を実現しました。
>「みんな最初は『なにこれ?』と言ってたけど、どんどん『かわいい!』と反応してくれて、自分の好きなものが広まったことが嬉しかったです。」
この体験が、主体的な価値の創出へとつながったのです。
さらなる成長に向けて
新倉さんはこの経験を経て、自身の成長を実感しています。
>「挫折しなくなりました。人に喜んでもらうことが自分の原動力で、楽しいことが分かりました。次も同じ役割をやりたいです。」
このように、文化祭を通じて得たのは責任感ややり切る力。教室外での経験が生徒たちの将来に大きな影響を与える可能性を感じさせました。
この文化祭では、生徒たちが企業の商品やサービスをアピールするプロモーション実務も担当。株式会社 明治様の協力により、ファッションショーを開催し、生徒たちは全ての企画を考案、制作、出演しました。また社務を持ち込んだゲームや景品も大好評でした。
シブジョの教育モデル
シブジョでは、文化祭をはじめ、GUの公式TikTokにおける動画制作や高校生向けのインターンシッププログラムなど、さまざまな教育プログラムを通じて社会と連携した学びを行っています。このような取り組みを通じて、生徒たちは社会で活躍するための力を身につけ、未来への選択肢を広げていけることを目指しています。
最後に
渋谷女子インターナショナルスクールでは、次世代につながるスキルを学ぶためのカリキュラムを整えています。英会話、SNS運用、マーケティング企画など、実践的な学びを重視し、学生たちの成長を支援する教育機関です。公式SNSでもその様子を確認できます。未来への一歩を、共に踏み出していきましょう。