高校生が創る！地元食材おにぎりフェスが浜松で開催

高校生が発信する地域の魅力

静岡県浜松市で、地元の農畜水産物を使用したおにぎりを高校生が開発する『おにぎりフェスin浜松 2024』が9月29日（日）に行われます。このイベントは、浜松市内の6つの高校が共同で企画・運営し、地域の魅力を一堂に集めることを目的としています。昨年の成功を受けて、今年も大いに盛り上がることが期待されています。

イベントの運営を行うのは、株式会社アセントが立ち上げた『おにぎりフェス実行委員会』です。この委員会は、浜松市内の高校生たちが地域資源を活用し、独自のレシピを開発するプロジェクトを推進しています。参加予定の高校は、オイスカ浜松国際高等学校、静岡県立浜松大平台高等学校、静岡県立浜松湖北高等学校、静岡県立浜松南高等学校、浜松学院高等学校、浜松学芸高等学校の6校です。

地元食材で作るオリジナルおにぎり

参加高校生たちは、地元の食材を最大限に活かし、ユニークなレシピのおにぎりを考案しました。各高校が考えたおにぎりは当日、浜松市や静岡市を中心に活動するキッチンカー業者によって製造され、各校ごとに300個限定で販売されます。昨年は合計1,200個がわずか2時間30分で完売し、その人気が証明されました。

また、来場者の方々には各校のおにぎりを試食していただき、どれが一番おいしかったのか投票してもらいます。グランプリをめぐる熱い戦いが繰り広げられることでしょう。

イベントの魅力とは

『おにぎりフェスin浜松 2024』では、試食販売に加え、様々な楽しいコンテンツも用意されています。高校生たちが考案したレシピの紹介や、自分たちのおにぎりの特徴を説明する『アピールタイム』、さらには『ぷよぷよeスポーツ体験ブース』や『壁塗り体験』といったアクティビティも展開され、家族連れや友人同士で楽しめる環境が整っています。

さらに、イベント中には高校生の三味線部や合唱部によるパフォーマンスも行われ、エンターテインメント性も抜群です。一日中楽しめる要素が揃っています。

地域活性化の一助

このイニシアティブは、浜松市の地域活性化にも寄与することが期待されています。今回のイベントは、シャッター街となってしまった砂山銀座サザンクロス商店街で開催されます。この場所を舞台に、商業活動の再生を図ることが重要とされており、高校生たちの活動が一つのきっかけとなることでしょう。

その発信力と若い感性によって、地域の活性化が計られるこのイベントは、一見の価値があります。この機会に、地元の魅力を感じ、ぜひ参加してみてはいかがでしょうか。