名古屋で開催のAI安全運転ソリューションイベント、共創の未来を探る

名古屋市でのAI安全運転ソリューションに関するイベント

2023年11月18日、名古屋市のナゴヤイノベーターズガレージにて、AI技術を活用した安全運転ソリューション「TRUE SAFE」に関するトークイベントが開催されます。主催は、アーキタイプ株式会社で、三井住友海上火災保険株式会社と矢崎総業株式会社の両社が共創した取り組みをテーマにしています。このイベントは、AI開発や新規事業創出の舞台裏に焦点を当てており、異業種が共に手を携えて新たな価値を生み出す過程を学ぶ貴重な機会となっています。

異業種共創の重要性

自動車業界は、CASE（Connected、Autonomous、Shared、Electric）やGX（グリーン・トランジション）といった新しい潮流の中で、データ活用とサービス化にシフトしています。このような背景の中、安全運転診断AIを中心に、保険と製造業の異業種共創が進められており、その成果としての「TRUE SAFE」は身近な事例の一つです。このイベントを通じて、参加者は実際のプロセスや意思決定のポイントを知ることができ、自らの業務に役立てる糧を得られるでしょう。

職場の判断材料を共有

本イベントでは、共創の過程で得られた具体的な手法や知見が共有されます。たとえば、稟議の取り決めやKPIの設定、さらにはデータ品質の確保に至るまで、実務者だからこそ語れる貴重な情報が提供されます。また、AI開発においては、精度とコストという相反する要素のバランスを如何に取るか、UI/UXの工夫がどのようにデータの活用に寄与するのか、といった課題についても深堀りされます。

トークセッションの内容

イベントでは、以下のセッションが予定されています。

1. 協業の舞台裏：保険会社と部品メーカーが協働する理由と期待される価値について。
2. AI開発プロセスと実務：AIの精度とコストの相関関係、そしてユーザーの利用しやすさを考慮する方法。
3. 事業化のリアル：PoCから商業化に至るまでの判断基準やリスク管理の工夫。
4. アノテーションと開発基盤：AI開発に必要な基盤作業の重要性。

登壇者には、三井住友海上火災保険のビジネスイノベーション戦略担当部長である藤田健司氏、矢崎総業のAI・デジタル室のリーダーである鎌田太郎氏、そしてアーキタイプのリードビジネスアーキテクトである武佑亮が参加します。

詳細情報と申し込み方法

イベントは、2023年11月18日、15:00から17:30まで開催される予定です。事前申込が必要で、定員は50名。参加は無料です。申し込みは、こちらのPeatixイベントページより行うことができます。また、参加者には「業界別新規事業事例分析レポート（自動車部品）」のダウンロードURLも提供される特典があります。