「共鳴」展開催
2021-07-14 10:00:08
子どもたちのアートと自立を支援する「共鳴」展が神戸で開催
子どもたちのアートと自立を支援する「共鳴」展が神戸で開催
2021年7月28日、兵庫県神戸市にて、途上国の子どもたちの自立支援を目的としたアートプロジェクト「写ルン族」の作品展「共鳴」が幕を開けます。この展覧会は、国内外のアーティストたちが協力して、子どもたちが撮影した写真をテーマにしたアート作品を展示・販売するというユニークな取り組みです。
「写ルン族」とは、アート教育を通じて子どもたちの経済的および精神的自立を促進するプロジェクトです。このプロジェクトでは、サポーターからの支援を得て100台の「写ルンです」を用意し、子どもたちにそのカメラを渡し、撮影を依頼します。撮影後、子どもたちに写ルンですを買い取ることで、生活費を提供する仕組みです。たとえば、ルワンダでは1台のカメラが約1,000円に相当し、100台でおよそ10万円の支援ができます。この金額は、ルワンダの35人の食費や14人の小学校の学費に匹敵する大きな影響を与えるのです。
この「共鳴」展では、参加アーティストが子どもたちの作品を基にした作品を展示し、販売も行われます。販売によって得られた利益は、アーティストに50%、残りの50%は将来のアーティスト育成学校設立に充てられます。プロジェクトの目標は、5年後にアーティスト育成のための学校を設立することです。
展示会の詳細
「共鳴」展は、2021年7月28日から8月1日にかけて、兵庫県神戸市灘区の六甲山サイレンスリゾートギャラリーBで行われます。初日の7月28日は貸切で、一般公開は7月29日から開始します。開場時間は11時から18時半、最終日は17時で終了しますが、入場は無料です。
さらに、毎日14時からギャラリートークが行われ、クラフトワークショップや写真撮影のイベントも予定されています。これにより、来場者はアートをより身近に感じる機会が提供されます。
参加アーティスト
本展には、香川智彦氏(プロジェクト代表)、鈴木掌氏(共同発起人)、コシノヒロコ氏(ファッションデザイナー)など、多くの優れたアーティストが参加します。また、ルワンダ、フィリピン、日本の子どもたちが撮影した写真も展示され、触れ合うことができます。このように、さまざまな国からの子どもたちの視点を知ることができ、観覧者にとって貴重な体験になることでしょう。
サポーターの重要性
「写ルン族」プロジェクトでは、サポーターからの寄付を募集しています。この寄付金は、カメラの調達やアーティストの作品作りに充てられ、有意義な活動に活用されます。子どもたちの未来を支援するために、ぜひ参加・協力してみてはいかがでしょうか。
この展覧会を通じて、アートの力が子どもたちの自立を支える様子をぜひ一緒に感じて、応援していきましょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社Brave EGGs
- 住所
- 東京都練馬区練馬3丁目1番81109号
- 電話番号
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