訪問看護の新たな形
2021-03-24 13:20:50

訪問看護記録システム「homis Nursee」がチーム力を高める新たな一歩を!

訪問看護記録システム「homis Nursee」の登場



在宅医療のニーズが高まる中、訪問看護の質を向上させるための新しいツールが登場しました。それが株式会社ヒューマンライフ・マネジメント(HLM)が開発した訪問看護記録システム「homis Nursee」です。このシステムは、訪問看護の現場で必要とされる機能を備え、スタッフ間のコミュニケーションの促進や人材の育成を目的としています。

開発背景と目的



訪問看護事業においては、厚生労働省のデータによると、毎年多くの事業所が新たに設立される一方で、多くが廃止されています。その主な原因は「人手不足」です。訪問看護師の離職率が高いことも、事業所の存続に影響を及ぼしています。これらの課題に対処するため、HLMは「看護記録を起点に『つなぐ』『育てる』」というコンセプトで「homis Nursee」を開発しました。

このシステムは、ウィル訪問看護ステーションを運営するウィルグループ株式会社とのコラボレーションによって、実際の現場でのニーズを反映しています。HLMの在宅医療に関する知見と、ウィルグループの実地経験が組み合わさり、現場に即した最適なソリューションを提供することが実現しました。

「homis Nursee」のコンセプト



「homis Nursee」は、訪問看護のチーム力を高めるために設計されています。具体的には以下の二つの要素を中心に作られています。

1. つなぐ


このシステムには、利用者様に関連付けられたSNS機能が組み込まれています。これにより、看護スタッフは場所を問わず、リアルタイムでコミュニケーションを取ることが可能です。これにより、訪問看護の現場で発生する情報の共有がスムーズになり、チーム全体の連携が強化されます。

2. 育てる


訪問看護においては、質の高いケアを提供するための教育や評価が欠かせません。「homis Nursee」には「オマハシステム」というアセスメントツールが搭載されています。これにより、看護行為が「見える化」され、具体的な振り返りが容易になります。また、看護スタッフの振り返りや成長を支援するための教育機能も持っており、新人スタッフの育成にも役立ちます。

訪問看護において重要な身体機能や精神的な側面を評価するための20種類以上のスケールが用意されており、これを用いることでより客観的に評価を行い、質の向上を実現します。

まとめ



「homis Nursee」は、訪問看護の現場で直面する課題に対して、革新的な解決策を提供するツールです。スタッフ間の連帯感を強め、効果的な人材育成を行うことで、訪問看護の質を高め、ひいては利用者様へのサービス向上にも寄与することを目指しています。これからの訪問看護のスタンダードとなることが期待されます。

問い合わせ


詳細については、株式会社ヒューマンライフ・マネジメントの公式サイトをご覧ください:http://www.hlm.tokyo

会社情報

会社名
メディカルインフォマティクス株式会社
住所
東京都千代田区丸の内二丁目1番1号明治生命館4階
電話番号

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