ReGACYとパナソニックが新たなビジネスモデルを共創
2024年度のアクセラレータープログラム「Panasonic Accelerator by Electric Works Company」において、ReGACY Innovation Groupとパナソニックはスタートアップ企業5社の採択を発表しました。このプログラムは、「くらしインフラ」の変革を目指し、新規事業の創出を促進することを目的としています。
プログラムの進化
昨年度までのプログラムでは、応募期間が限られており、応募企業の選考には時間がかかることがありました。そこで、今年度からは通年での応募を受け付ける常時募集型に切り替えられました。この変更により、選考期間が大幅に短縮され、企業が迅速に採択される可能性が高まることが期待されています。具体的には、応募があった企業から順次審査を行い、2ヶ月以内に採択決定ができるようになりました。
このような柔軟な選考プロセスにより、応募企業は複数の事業部門と接触し、より多くの議論の場が持たれるようになるため、選考の公平性が向上したと言えるでしょう。
採択企業の紹介
以下の5社が本年度の「1st Batch」に採択されました。
1.
株式会社アブストラクトエンジン
スタジアムや地域の演出を活用した新しいエンターテイメントシティ構築を目指します。
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2.
株式会社イノビオット
小学生と保護者向けのプログラマブル照明「ILLUMME」の実用性を検証するプロジェクトを進めます。
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3.
株式会社CONOC
電気工事会社向けの原価管理DXの実現に向けた取り組みです。
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4.
株式会社EpicAI
設計図面の作図や見積もりを自動化するプロジェクトを展開します。
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5.
MODE, Inc
生成AIとIoTを活用した電動工具の業務効率化ソリューションを構築します。
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今後の展望とスケジュール
このプログラムは2024年3月まで採択企業と共創を進め、その後、2025年3月18日に成果発表を行います。今年度の募集は2025年3月末まで継続され、特にエレクトリックワークス社の主軸となる電気設備業界における課題解決を目指しています。
昨年度の採択企業との共創によっても、数年間にわたる事業展開や、新サービスのローンチなど、様々な成果が生まれていることが報告されています。このような実績を背景に、今年度も採択企業との協力によって、新規事業を推進していくことを目指しています。
結び
ReGACY Innovation Groupとパナソニックの共創プログラムは、スタートアップ企業にとって大きなチャンスとなることでしょう。この取り組みを通じて、より良い社会を創造するための新しいビジネスモデルが生まれることに期待が寄せられています。