次世代料理人たちの真剣勝負!「ごちそうレシピ 2024」で最優秀賞が決定!
東急リゾーツ&ステイ株式会社が運営するホテル・レストランに勤務する料理人たちが、その腕とアイデアを競い合う「ごちそうレシピ」が今年も開催されました。
7回目の開催となる今回は、「メイン食材(マグロ・米)を活かした、オリジナリティ溢れる料理を創作する」をテーマに、全国から106名の応募がありました。昨年を上回る応募数となり、料理人たちの熱い想いが伝わってきます。
書類選考を通過したファイナリストたちは、2024年6月17日に東急ハーヴェストクラブ箱根甲子園に集結。制限時間内に自身のオリジナル料理を調理し、審査員の前でプレゼンテーションを行いました。審査員は、社内外の料理のプロフェッショナルたち。中でも注目すべきは、厚生労働省より卓越した技能者(通称「現代の名工」)を受賞された経験を持つ、東急ホテルズ&リゾーツ株式会社専務執行役員の福田 順彦氏(セルリアンタワー東急ホテル総料理長)です。
審査は「創造性」「正確性」「味わい」など、厳しい基準で行われました。その結果、和食部門、洋食部門、デザート部門の3部門で最優秀賞が1名ずつ、計3名が選ばれました。
地域食材を活かした、独創性溢れる最優秀賞作品
最優秀賞に輝いた3作品は、いずれもホテル・レストランがある地域の食材を巧みに使い、料理人たちのアイデアと技術が光る力作揃いです。
和食部門 最優秀賞
「鮪有馬味噌漬け 聖護院蕪砧巻き(鮪皮)三田葱摺り流し」
- - 施設名:東急ハーヴェストクラブ有馬六彩/VIALA annex有馬六彩
- - 料理人名:森本 雅
森本氏は、有馬地方で知られる山椒を使った味噌にマグロを漬け込み、聖護院蕪で巻くという、和食の伝統と現代的な感覚を融合させた一皿を生み出しました。マグロのアラから取った出汁を使用するなど、素材を無駄なく使い切るサステナビリティにも配慮しています。
洋食部門 最優秀賞
「熱海を旅して秋探し 〜焼津港ミナミマグロと本わさびのネム風〜」
- - 施設名:東急ハーヴェストクラブ熱海伊豆山/VIALA annex熱海伊豆山
- - 料理人名:松本 せれな
松本氏は、マグロと米を一緒に食べるイメージから、ベトナムの揚げ春巻き「ネム」に着想を得ました。熱海産の湘南ゴールドや本わさびなど、地元の食材をふんだんに使い、秋を感じさせる美しい盛り付けも魅力です。
デザート部門 最優秀賞
「一汁三彩 〜愛を米て〜」
- - 施設名:東急ハーヴェストクラブ軽井沢/VIALA annex軽井沢
- - 料理人名:小林 もえ
小林氏は、「一汁三菜」をテーマに、米を使ったデザートを創作しました。クリームチーズとライスパフを使ったアイスに、米のムースを重ね、抹茶のスープをかけるという、斬新な組み合わせが印象的です。
料理人たちの成長を支え、お客様に最高の体験を
東急リゾーツ&ステイ株式会社は、今後も料理人たちが成長できる機会を積極的に提供していきます。外部コンテストへの参加サポートや料理イベントの実施など、料理人たちの活躍の場を広げていく予定です。
「ごちそうレシピ」で生まれた、次世代料理人たちの革新的な料理の数々。ぜひ、秋の訪れと共に、各ホテルのレストランで味わってみてください。