高槻市は、将棋ファンにとって待望の新施設「関西将棋会館」のオープンに向けて、棋士や女流棋士が対局の間に楽しむ「勝負めし」の提供店舗を広く募集することを発表しました。令和6年秋のオープンを控えたこの関西将棋会館は、将棋のまちとしての盛り上がりをさらに加速させることが期待されています。
予定されている「勝負めし」は、対局中に棋士たちが食べる特別なメニューであり、その味やボリュームが勝負に影響するとも言われています。このため、地元の飲食店や軽食店が自らのメニューを応募し、棋士たちに届ける機会を得ることができます。応募期間は、令和6年7月29日から9月13日までで、市ホームページから専用のフォームを通じて登録が可能です。
応募対象は高槻市内で営業している飲食店に限られ、自薦のみとなっています。弁当販売店やチェーン店、軽飲食店も対象ですが、スイーツ店や飲料専門店は含まれません。テイクアウト可能な店舗については、「関西将棋会館」から往復5分以内の距離という条件が課せられています。
この公募によって集まった店舗やメニューは、後日メニューブックとしてまとめられ、棋士たちが利用できるだけでなく、市の観光施設やSNSなどを通じて広くPRされます。これは高槻市にとって、将棋文化の振興と地域経済の活性化を両立させる素晴らしいチャンスです。
提供される「勝負めし」は、1人前からの注文が可能で、出前料は無料であることが求められます。また、注文は現金払いとなり、対局当日の提供時間も厳守しなければなりません。特定の曜日や時間に営業する店舗でも参加可能なため、柔軟な業態での応募が見込まれています。
新しい将棋会館がもたらす文化的な交流や観光の促進を通じて、高槻市が全国の知名度をさらに高めることに期待が寄せられています。将棋ファンや地域の飲食業者が手を組み、新たな“勝負めし”が実現する日が待ち遠しいですね。
詳しい応募情報や募集要項は高槻市の公式ホームページで確認できますので、興味のある方はぜひアクセスしてみてください。
関連ホームページ:
高槻市ホームページ