イノベーションが新体制を発表！IHVCがスタートアップ支援を強化

株式会社イノベーションが新たな体制を発表

株式会社イノベーションは、INNOVATION HAYATE V Capital（以下、IHVC）の体制強化を2025年7月に実施することを発表しました。この新たな体制は、特にイノベーショングループとの事業提携促進を目指し、スタートアップ支援の深化を狙ったものです。

IHVCの目的と背景

IHVCは、イノベーショングループが運営するコーポレートベンチャーキャピタルで、2022年4月に設立されました。このファンドは、デジタル技術や革新的なビジネスモデルを有するスタートアップへ投資し、イノベーションを促進することを使命としています。

スタートアップと共に成長することを目指し、最近ではIPOを目指す企業との事業提携も強化しています。今回の新体制の発表は、これまでの成果を踏まえ、さらなる支援の幅を広げるためのものです。

新たに就任したディレクターとアソシエイト

新体制では、曾根康貴氏がディレクターに、瀧澤氏がアソシエイトに就任します。曾根氏は青森県出身で、ソフトバンクを経て、株式会社イノベーションに参加しました。彼の経歴には、多くのプロジェクトマネジメントや事業支援が含まれており、特にNFTやロボティクスなどの分野での実績が際立っています。

曾根氏のコメントによれば、最近のIPO基準の見直しにより、起業家の選択肢が増えていることを指摘しています。IHVCとしては、さらなる支援を通じて、起業家やスタートアップ企業と共に連続成長を遂げることを目指すと述べています。

IHVCの投資領域

IHVCが注目するスタートアップは、主にデジタル技術を活用するビジネスモデルを持つ企業です。具体的には、BtoBビジネスや業務のDX推進、さらに商習慣の変化に応じた革新を生み出す企業が対象となります。出資額は20億円で、10年間の運用を予定しており、シードからミドルステージの企業に焦点を当てています。

スタートアップの成長に向けた支援を行うだけでなく、事業の継続的な発展も重要視しているため、幅広い選択肢を提供することができます。これにより、出資先企業は自身のニーズに合わせた選択肢を得ることが可能です。