第1回 瀬戸内国際建築デザイン実施コンペ2025開催のご報告
2025年9月6日、岡山コンベンションセンターにて開催された第1回「瀬戸内国際建築デザイン実施コンペ2025」は、参加者数600件、応募作品250件という規模の大きいイベントとして盛況のうちに終わりました。このコンペは、国内外から多くの応募を受け、建築界に新しい風を吹き込むことを目的としています。
コンペの開催概要
開催日は2025年9月6日、会場は岡山コンベンションセンターのレセプションホールでした。参加者の数は600件を記録し、応募作品は250件に及んだことからも、その注目度の高さが伺えます。そして、最終審査会には学生部門とフリーランス部門から各5組の作品が進出しました。
熱気溢れる審査会
当日は建築業界の関係者に加えて、住宅を検討している一般の方々の足も多く見受けられ、会場は終始熱気に包まれていました。学生部門では、柔軟で情熱的なプレゼンテーションが展開され、各チームが審査員の鋭い質問に対応しました。「緊張したが、新たな可能性を感じた」といった参加者の声も多く、多くの拍手が送られました。
次世代建築家の情熱
学生部門では、全てのチームが3名以上のメンバーで構成されています。審査員からの質問に流暢に答える姿は、学生たちの意欲と情熱を感じさせるものでした。各チームは個性を活かした回答をし、会場は温かい拍手で包まれました。
フリーランス部門の高い技術
一方、フリーランス部門ではプロの建築士たちがその技術と革新性を発揮しました。技術的な質疑が飛び交う中で、参加者は設計の実現可能性を強く意識しながら提案を行い、真剣な議論が繰り広げられました。
受賞作品の発表
審査後、学生部門の最優秀賞には「G463 - 橋に棲む」が選ばれ、優秀賞は「G262 - 大屋根のあいだ」が受賞しました。また、フリーランス部門では「F038 - 現代百姓のための民家」が最優秀賞に輝き、「F014 - 玉野深山の家」が優秀賞を受賞しました。その他にも特別賞が数多く選ばれ、革新的なアイデアが際立ちました。
新しい住宅購入モデル
このコンペの大きな特長は、受賞作品が実際に建設されて販売される点です。ハレルヤプレミアプラットフォームが提供する「建築家と施主が直接出会い、自由な家づくりを提案する」というモデルが、来場者の共感を得ました。
今後の展開について
新しい住宅が岡山県玉野市で建設される予定で、着工は2026年の春から順次進められるとのこと。最優秀作品は2つが建築される予定で、待望の住宅購入の新しい形が見えてきます。このコンペはまた、2028年に第2回が開催されることも発表され、さらなる期待が高まります。
まとめ
第1回瀬戸内国際建築デザイン実施コンペ2025は、単なる競技に留まらず、建築家と一般消費者を結ぶ新たなプラットフォームとなる可能性を示しました。今後もこのような革新的な取り組みを続ける株式会社ヤマホンには、期待が寄せられています。