スマートホテルの新時代
2015-04-08 15:00:04

ザ・プリンスギャラリーに国内初のスマート客室管理システム導入

ザ・プリンスギャラリー東京紀尾井町にスマート客室管理システム導入



訪れる人々にとって、宿泊先の快適さは旅行の重要な要素の一つです。この度、株式会社サンコーテレコムは、東京都千代田区の「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」に、ホスピタリティ産業向けの最先端な客室管理システム「INTEREL」を導入することを発表しました。この取り組みにより、国内初となるスマートホテルの実現へ向けた大きな一歩が踏み出されました。

INTERELとは?



INTERELは、世界の多くの高級ブランドホテルで既に使用されている、多機能な客室管理システムです。LAN経由で、既存のホスピタリティ業界向けの様々なシステムを統合することが可能であり、カスタマイズ性が高いという特長を持っています。また、客室管理システム(RMS)との連携を可能にし、ゲストの体験を向上させるために工夫されています。

このシステムは、ゲストが外出中に自動で省電力モードに切り替わる機能や、室内の環境設定(室温、ミニバーの消費データの記録など)を行う機能を備えています。これにより、再訪問時にはゲストに合った快適な環境を提供することができます。また、ハウスキーピングやチェックアウト情報がスタッフの使用する端末に即座に反映されるため、スタッフのオペレーションが一層効率的になります。

スマートな客室環境



INTERELの特徴は、そのデザイン性と使い勝手の良さにもあります。ホテルの各客室には高級感あふれたタッチ式のガラス製パネルが設置され、利便性の高い操作が可能です。このパネルを使って、照明、空調、カーテンなどの設定を簡単に行うことができるので、ゲストは自分の好みの環境を手軽に作ることができます。また、季節ごとやゲストごとにパネルのデザインを変更することも可能です。

さらに、INTERELはゲストのニーズに素早く応えるため、客室内に設置されたデバイスやゲスト自身のスマートデバイスを通じて、様々な情報やサービスの操作が行えるように設計されています。

ホスピタリティの未来を切り開く



今回の取り組みは、東京オリンピックやインバウンド向けゲストへのさらなるおもてなしの強化に寄与することが期待されています。サンコーテレコムは、NECグループと連携してこのプロジェクトを推進しており、今後も国内ホスピタリティ業界に新たなソリューションを提供していく考えです。

まとめ



「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町」は、今後、国内初となるスマートホテルとして、最新の技術を駆使した革新的な宿泊体験を提供することが期待されています。サンコーテレコムのINTERELの導入は、ホスピタリティ業界における新たなスタンダードとなるでしょう。スマートな宿泊体験が可能になることで、ゲストの満足度向上やオペレーションの効率化が実現されることから、今後の展開に注目が集まります。

会社情報

会社名
株式会社Sanko IB
住所
東京都港区芝1-5-9住友不動産芝ビル2号館 2F
電話番号
03-5730-2530

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