企業向け新サービス「giftee Reward Suite」の提供開始でキャンペーン施策が簡単に

株式会社ギフティが2025年4月1日から新サービス「giftee Reward Suite」を提供開始します。この新しいソリューションは、法人や自治体向けにデジタルギフトを活用したキャンペーン施策やリワードプログラムを、企業の会員サービスシステム上で効果的に実施できるよう支援します。

この「giftee Reward Suite」は、既存の会員向け施策をさらに強化するために設計されており、会員サービスのIDと連携することで、キャンペーン参加履歴や行動データを一元管理することが可能です。これにより、企業は顧客の行動データを分析し、より高い顧客満足度とロイヤリティを実現するための施策を継続的に実施できます。

従来は、企業がキャンペーン機能を自社の会員システムに導入するためには、システム開発が必要で、多くの時間と費用がかかりました。このため、導入を躊躇する企業も少なくありませんでした。しかし、今回の「giftee Reward Suite」により、短期間で簡単にキャンペーン機能を追加できるようになっています。

新サービスの特徴として、ユーザー認証機能や条件判定機能、リアルタイムで当選を確認できる抽選機能、カスタマイズ可能なギフト発行機能などが用意されており、企業はさらに柔軟にキャンペーンを展開できるようになります。また、キャンペーンページのデザインやレイアウトも自由にカスタマイズでき、企業のブランドイメージに合わせたページ作成が可能です。

「giftee for Business」は、2016年から提供されている法人向けサービスで、キャンペーンの景品や謝礼にデジタルギフトが利用されています。2024年12月までに導入案件数は57,000件を超えるなど、多くの企業に活用されています。新サービス「giftee Reward Suite」の導入により、企業は会員向け施策をより効率的に実施することができるでしょう。

今後、ギフティは「giftee Reward Suite」を通じて企業との継続的なコミュニケーションを促進し、中長期的な関係性の構築を目指して機能開発を進めていく予定です。企業はこの新しいソリューションを活用することで、キャンペーン施策の効果を最大化し、より多くの顧客との結びつきを強化していくことが期待されます。

さらに、ギフティはこれからも多様なニーズに応じたサービス開発や、他社との協業を進めていく方針です。ギフトの活用シーンを広げ、オリジナリティのある豊かなギフト体験を提供するための新たなソリューションやサービスの拡充に取り組んでいくことを表明しています。

この新たな動きから、企業がどのように顧客との関係を強化し、マーケティング施策を進化させていくのか、今後の展開に注目です。