伊庭拓也 銀の装い展が阪神梅田本店で開催
阪神梅田本店の8階に位置するハローカルチャー5にて、金属工芸作家・伊庭拓也による「銀の装い展」が開催されています。本展は、9月11日(水)から17日(火)まで行われ、最終日は午後5時までとなっています。アートギャラリーとして親しみやすい雰囲気のこの場所で、伊庭の手掛けた繊細かつ華やかな作品の数々が展示されています。
伊庭拓也とは
伊庭拓也は、1983年に滋賀県で生まれた金属工芸作家です。彼は2004年から京都の職人、牧江文男氏の下で修行を重ね、2011年には京もの認定工芸士に認定されました。また、2013年には華道、峰風遠州流の師範を経て司会頭を務めるなど、多彩な才能を発揮しています。さらに、伊庭はフランスのルーブル美術館での展覧会や、スウェーデンでのグループ展にも参加するなど、国内外で注目を集めています。
展示作品の見所
今回の展示では、伝統的な金属工芸の技術を駆使し生み出された数々の珍しい作品が並んでいます。「月下美人」と名付けられたブローチやペンダントトップ、帯留め兼用の作品は、サイズがわずか1.5×4×4㎝で330,000円。それに対し、「三連桜花」は、さらに小ぶりで価格は187,000円、そしてネックレス桜花は104,500円で提供されています。こうした作品は、日本の美意識や文化が垣間見える、手のひらサイズの可憐な芸術です。
また、展示されている作品はすべて、伊庭が丁寧に手作りしたものばかり。銀や金を使用したこれらの装飾品は、見た目だけでなく、素材の質感や技術の高さも大いに楽しむことができます。手に取った瞬間、温もりや個体の存在感を感じられる作品が揃っており、まさにアートとしての魅力が詰まっています。
行くべき理由
阪神梅田本店は、アート散策だけでなく、買い物や食事も楽しめる複合的な施設です。また、一般的なギャラリーとは異なり、気軽に足を運ぶことができるのも魅力です。この機会に、伊庭拓也の作品を実際に目にし、また手に取ってその美しさを実感してみてはいかがでしょうか。
展示は9月17日までなので、興味のある方はぜひこの機会をお見逃しなく。詳しい情報については、公式ウェブサイトやハローカルチャーコラムブログなどをご確認ください。
「美術散歩」公式URL
ぜひ、伊庭拓也の魅力的な作品の数々をご鑑賞しに、阪神梅田本店に足を運んでみてください。アートのある生活を見つけてみるチャンスです。