小田急電鉄が最優秀賞!
2025-05-13 18:50:20

小田急電鉄が企業文化変革で最優秀賞を受賞!

小田急電鉄が「キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2025」で最優秀賞を受賞



小田急電鉄株式会社(本社:東京都新宿区、社長:鈴木滋)は、2025年5月13日(火)に開催された第3回「キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2025」において、企業文化の変革部門で見事「最優秀賞(大企業の部)」を受賞しました。この賞は、人的資本を最大化するために優れた取り組みを行う企業を表彰するものであり、小田急電鉄は運輸業界では初の受賞となります。

企業文化の変革に向けた取り組み



同社では、70%以上の社員が現業職として鉄道運行に携わっており、専門性を追求する環境が整っています。2024年度には、本社部門に限らず全社員を対象にキャリア対話を拡充し、その成果が企業文化の変革への挑戦として高く評価されています。この取り組みは、少しずつではありますが、社員のキャリア形成における新たな扉を開いているのです。

特に注目すべきは、全社員が年に一度、自身のキャリア希望を上司に伝える「1on1ミーティング」を実施した点です。これにより、約80%の社員が「現職でのさらなる成長を志向する」と回答しており、自分の役割に対する誇りや貢献感を抱きながらキャリアを積んでいることが分かります。

労働生産性と地域貢献の両立



小田急電鉄は労働人口の減少を考慮し、「構造改革の推進」と「人財確保」を密接に関連づけて戦略を展開しています。私鉄業界トップを目指して、労働生産性の向上に向けた「人財投資」を行い、今後もキャリア支援を拡充することで働きがいのある職場を実現する狙いです。このような取り組みが、従業員のエンゲージメントを高め、労働生産性を向上させることで、地域社会との成長にも寄与することが期待されています。

受賞の背景と評価



審査会では、小田急電鉄の取り組みが特に高く評価されました。鉄道業界の特性である安定性と規律を維持しながら、「全社員がキャリア対話を行える文化」を育むための努力が伺えます。現業職を含めた全社員を対象にしたキャリア申告の制度化も注目され、心理的なハードルを乗り越えたことが成果に繋がったと言えるでしょう。

初年度からキャリア対話アンケートの記入率が80%に達したことは、社員の自己肯定感の高さと日々の業務への誇りを物語っています。このような文化が育まれることで、他のインフラ系企業にも影響を及ぼす可能性も高まります。

未来への展望



「キャリアオーナーシップ経営 AWARD 2025」は企業と個人の新しい関係を築くことを目的としています。小田急電鉄が進めるキャリア支援の取り組みは、地域への価値創造にも寄与する重要な施策です。今後もこの成功事例が他の企業へと広がることで、より多くの職場でのキャリア対話が進むことが期待されます。小田急電鉄は今後とも地域と共に成長を続ける企業として、さらなる挑戦を続けていくことになるでしょう。


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会社情報

会社名
小田急電鉄株式会社
住所
東京都新宿区西新宿2丁目7番1号(受付:6階)
電話番号

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